『アナと雪の女王』

■小説の中の名言・格言  『アナと雪の女王』より
 
愛っていうのはね、自分よりも、
相手の求めていることを優先してあげることだよ。


氷の心臓は、氷河に秘められた湖の中にあるのではない。
恐怖という魔物に憑かれた、人の心にあった。
そして、それを溶かすのも、愛を信じる人の心だ。





  【アナと雪の女王 (ディズニーアニメ小説版)】より
 

アナと雪の女王 (ディズニーアニメ小説版)

サラ・ネイサン
アナと雪の女王

■補足
二人のヒロインの成長物語。 古典的なヒロイン像を良い意味で裏切りながら、 真実の愛に目覚めていく過程を描いたストーリー。 映画が面白かったので、小説版も読んでみました。

インスパイア元のアンデルセンの雪の女王は、 聖書の言葉の「幼子の如くなければ、天国の門は開かない」 というキリスト教的なテーマになっていますが、「アナと雪の女王」では、より現代的なテーマになっていました。

感想は人それぞれでしょうが、 二人の心の変化や成長が交互に描かれつつ、 一つに繋がっていくラストはなかなか印象深いものです。
二人が求めていたもの

「心の完全な統御」「真実の愛」

その両方が繋がっていくわけですが、感動的な内容で、心が洗われるようなストーリーになっていたと思います。

愛とは外にあるのではなく、内側にあるもの。心のコントロールは、ただ感情を抑え込むことではなく、ましてや人から離れて感情を開放しても、ただ悲劇が大きくなるだけ。

真実の愛に目覚めて不安から解放されたとき、 心のコントロールが完全に可能になった。

という流れでしょうか。

最後に「アナと雪の女王」のテーマである、「心の統御」と「真実の愛」につながるような名言を幾つかご紹介します。


嫌な感情を静めようと思ったら、 その感情をことさら発散させようとしないほうがいい。
しかしそのいっぽうで、 感情というのは抑えこんでもためこんでもいけない。
【感情力―自分をコントロールできる人できない人】より

人生の幸せを与えるものを失いはせぬかと恐れる人は、 すでにそれを失っているのだ。
他の事柄と同様に、愛情においても、 恐れを持たないことが知恵の本質である。
バートランド・ラッセル

心は、それ自身が密かに抱いているものを引き寄せます。
それは、それ自身がほんとうに愛しているもの、 あるいは恐れているものを引き寄せるのです。
ジェームズ・アレン

愛には恐れがない。完全な愛は恐れをとり除く。
ヨハネの第一の手紙
愛されることのなかではなく、 愛すことのなかで、心は祝福を得ます。
ジェームズ・アレン


 
| 小説・詩の名言・格言 | 00:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』

注:ネタバレが含まれています。
■小説の名言・格言『ダ・ヴィンチ・コード』


人生には秘密がいっぱいある。
何もかも一度に知ることはできないんだ。



混沌とした世界の底には秩序が隠れている。


人間は自然の法則に従って行動する存在にすぎず、
芸術とは神の生み出した美を人間が模倣する試みにほかならない。


自由は高くつくものだ。


「私の知るかぎり」
ティービングは言った。
「人が無謀なふるまいに及ぶのは、
欲するものを得ようとする場合よりも、
恐れるものを取り除こうとする場合のほうがはるかに多い。」


「シラス…わたしから学ぶことが何もなかったとしても
…これだけは覚えておきなさい」
…「赦しの心は、神がお恵みくださった最高のものだ」


問題に正解がないとき、誠実な解答がひとつだけある。
イエスとノーの中間―沈黙を守ることだ。


わたしたちの魂の助けとなるのは謎と驚きであって、
聖杯そのものではないのよ。


振り子は揺れているのよ。
人類の歴史と…破壊の道の危うさを、
だれもが理解しはじめている。


聖杯の探求の目的は、マグダラのマリアの遺骨の前でひざまづくことだ。
貶められ、失われた聖なる女性に心からの祈りを捧げるために、
旅をつづけたのだよ。





ダン・ブラウン【ダ・ヴィンチ・コード】より

ダ・ヴィンチ・コード ヴィジュアル愛蔵版
ダ・ヴィンチ・コード ヴィジュアル愛蔵版
ダン・ブラウン, 越前 敏弥




■補足
ダン・ブラウンによるダ・ヴィンチ・コードは、
殺人ミステリーと歴史ミステリーをミックスさせた内容。
ルーブル美術館の館長が暗号を残した形で殺害され、
犯人と疑われた学者と暗号解読専門の女捜査官が事件に巻き込まれ、
逃走しながら秘密の暗号を解いていきます。

謎解きが面白いですが、途中で入る図像学の解説や、
キリスト教の背後にある秘密の歴史の解説で、
マグダラのマリアとイエス・キリストが実は結婚していたというあたりが
読者にとって興味深い内容になっているかと思います。

本書にでてくる絵解きで、
“最後の晩餐”の中のヨハネが実はマグダラのマリアだという解釈は、
多少厳しいような気がしますが、
そのほかの図像学的解釈は、
よく言われるようなのものも多くあります。

また、マグダラのマリアとイエス・キリストの結婚は、
ナグ・ハマディ文書等などを読むと、
真実味のある話ではあります。

○ダ・ヴィンチ・コード関連オススメ書籍

レンヌ=ル=シャトーの謎―イエスの血脈と聖杯伝説
レンヌ=ル=シャトーの謎―イエスの血脈と聖杯伝説
マイケル ベイジェント, ヘンリー リンカーン, リチャード リー, Michael Baigent, Henry Lincoln, Richard Leigh, 林 和彦

ダ・ヴィンチコードには、レンヌ=ル=シャトーの謎という本から参考に作られている部分が相当程度あります。ダ・ヴィンチ・コード関連書籍で最も重要な一冊なのですが、amazonのダ・ヴィンチコード関連書籍一覧にはなぜか載っていません。
話の重要な部分はほとんどこの本から採られていると言っていいと思います。



○マグダラのマリアとイエスの結婚について


ダ・ヴィンチ・コードの中で、
マグダラのマリアとイエスが結婚していた証拠として、
死海文書とナグ・ハマディ文書が出されていますが、
ナグ・ハマディ文書は日本語訳の本が出版されていて、
研究者でなくても容易に手に入り、読むことができます。

ナグ・ハマディ文書はキリスト教初期のキリスト教徒による文献。
通常の聖書にあるのは、マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの4福音書ですが、
それ以外の十二使徒による福音書と、マグダラのマリアの福音書があります。

ナグ・ハマディ文書 1 救済神話
ナグ・ハマディ文書 2 福音書
ナグ・ハマディ文書 3 説教・書簡
ナグ・ハマディ文書 4


この中のナグ・ハマディ文書 2 福音書に、
マグダラのマリアの福音書が入っています。
また、フィリポによる福音書も入っていますが、
この中で、「彼(イエス)の伴侶と呼ばれるマグダラのマリア」
という文言があります。

当時は30以上の福音書があったそうですが、
異端を排除する歴史の中で消されてしまい、
現在の4福音書(マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネ)のみになったそうです。


○ダ・ヴィンチの生涯

(記事追加予定)


【サイト内関連記事】レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上
【サイト内関連記事】レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 下


○聖杯について

(記事追加予定)




○キリスト教における、異端思想の受容の歴史について


キリスト教と異教・異端の関係は複雑です。
カルケドン信条に代表される、キリスト教が異端を排除してきた歴史と、
逆にキリスト教が異端を受容してきた歴史の二つが複雑にからみ合っています。

少しだけ、キリスト教と、
異端の思想であるキリスト教以前の思想、
また、イスラム教との関りを説明してみます。

イエスが結婚していたという記述は、
イスラム教にも伝わっていて、コーラン(イスラム教の聖典)やハディース(マホメッドの言行録)に嘘か真か分かりませんが、驚くような記述があります。

イエスはマグダラのマリアと結婚していた、
イエスは磔にならず、実は身代わりを立てて生き延びていた等…



実はイスラム教の中には、グノーシス系の思想の影響や、
ネストリウス派など異端キリスト教が入り込んでいる歴史があります。

9世紀、
ギザのピラミッドに大きな穴を開けたことで有名な、
イスラム教のカリフ“アル・マムーン”という人が、
知恵の館”(バイト・アル・ヒクマ)という図書館を作り、
ネストリウス派など異端キリスト教徒たちに
古代ギリシャの思想などを集めさせ、翻訳させています。
そのためにか、イスラム教の中に、
異端キリスト教、グノーシス系キリスト教が持っていた
神秘思想が深いところに入り込んでいます。

ちなみに、ピラミッドに関してですが、
イスラム教徒には次のような伝承があったそうです。

「大洪水が起こっても知恵が保存されるようにピラミッドは作られた」

アル・マムーンはギザのピラミッドに大きな穴を開けて探索しましたが、
よく“盗掘”と言われるので財宝が目的の墓荒らしと思われがちです。
上の言葉と、アル・マムーンが図書館を作らせ、
世界の叡智を集めたところを考えると、
ピラミッド内部の探索は、
古代の叡智がその探索の中心の目的であったとも考えられると思います。

そして、
この古代エジプト・ギリシャの叡智が集められたことによって、
イスラム教神秘主義の学問“スーフィズム
イスラム教錬金術”がその後に発展していきます。

こういった神秘思想が、十字軍の遠征を通して、
キリスト教に逆輸入されることになります。


その後、キリスト教世界では、ルネッサンス期に異端的思想の研究が過熱します。
プラトン・アカデミーを設立した“コジモ・デ・メディチ”という人物が、
その神秘思想の中でも重要な、「ヘルメス文書」を代表する文献を集めさせ、
マルシリオ・フィッチーノ”という思想家に研究させていました。

「ヘルメス文書」とは、
ヘルメス・トリスメギストスが語り役として出ている文献、
あるいはヘルメス・トリスメギストスが書いたとされる文献の総称で、
また、ヘルメス・トリスメギストスとは、
“三倍偉大なるヘルメス”という意味で、
ギリシャ神話のヘルメス、エジプトの神トートが同一視されたもの。
ヘルメス・トリスメギストスは、キリスト以前の賢者、
“エジプト・古代ギリシャ”の叡智を語る存在として
ルネッサンス以後、「ヘルメス文書」は盛んに研究されることになります。

ちなみにエジプトにヘルモポリスという地名がありますが、
ここはトート神が祭られている場所で、トート神をヘルメス神とを同一視したギリシャ人によって“ヘルモポリス”すなわち“ヘルメスの都”という意味で名付けられたものです。

プラトン・アカデミーでは、古代の思想が熱心に研究されましたが、
当時のプラトン・アカデミーには、
ボッティチェリ”、“ミケランジェロ”などの代表的な芸術家が通っています。
そのためか、ルネッサンス芸術の中に伝統的キリスト教には異端とされるようなものが相当入っています。

ダ・ヴィンチ・コードでは、レオナルド・ダ・ヴィンチが異端思想の持ち主だったと設定されていますが、
当時のそのような状況を考えると、実際にダ・ヴィンチが異端的思想に触れていたことは想像できると思います。
(ダ・ヴィンチ自身はプラトン・アカデミーの人達とはウマが合わなかったよう。
ただ、ボッティチェリとは仲が良かったようです。
ちなみに、当時の芸術家ヴァザーリの書いた『ルネサンス画人伝』という本を見ると、
ダ・ヴィンチは「異端的な思想の持ち主」と書かれています。)




○秘密結社の歴史について

(記事追加予定)


○ダ・ヴィンチ・コードをもっと理解するための関連書籍


ダ・ヴィンチ・コードに出てくる図像学の知識は、
一般的に言われているものから一般的になっていないものまで、
ごちゃ混ぜになって出てきています。
ルネッサンス前後の思想史、また、ルネッサンス絵画や彫刻のイコノロジー(図像学)系の基本的な本を読むと、ダ・ヴィンチ・コードに対する理解も深まると思います。

基本的な本としてパノフスキーのものを紹介します。

パノフスキー・イコノロジー研究
図像学関係の基本書。
日本の図像学関係の学者は、パノフスキーの研究を必ずといっていいほど下敷きにしています。分かりやすくはないので入門書というわけにはいきませんが、図像学を詳しく知るためには重要な一冊です。


また、図像学関連で日本のものだと高階秀爾氏や若桑みどり氏のものを。

高階秀爾・『ルネッサンスの光と闇―芸術と精神風土』
高階秀爾氏の本は分かりやすく書かれているものが多いので、ルネッサンス関連の入門書としてオススメです。

若桑みどり・『薔薇のイコノロジー』

また、ユングの本も図像学周辺の知識になると思います。

ユング・『変容の象徴』
ユングは心理学者ですが、
神秘思想や図像学に関して非常に深く研究していますので、
普通の歴史を学んでも見えてこない、歴史の奥に流れている思想史や、図像学関連の知識は参考になる部分も多いと思います。


ただ、
図像学的な解釈は様々な人が様々なことを言っていますので、
色々読んで比較することと、
実物の作品を見ることが大切かなと思います。


あと絶版本ですが、二冊ほど紹介します。

伊藤 博明「ヘルメスとシビュラのイコノロジー」

ルネッサンスの思想背景について書かれた一冊です。
キリスト教が、いかに異端的なものを取り入れていったのか、
その受容の歴史について研究されています。


荒井 献「ヘルメス文書」

ヘルメス文書に代表されるヘルメス思想は、
西洋の科学の発展に深く入り込んでいると言われる、西洋の底流を流れる思想です。
ニュートンなどの科学者が、ヘルメス思想に関するかなりの研究を行っていました。
重要な文献なのですが、これもまた絶版本。



また、謎に包まれたイエスの生涯についての本として、
イエスの失われた十七年という本があります。かなり変わった内容の本です。

--以下内容です。
十九世紀、ニコラス・ノートヴィッチは、
チベットで仏教徒に伝わる古文書を発見。
その中に聖書のような内容のものがあり、
モーセの時代のイスラエルからイエス伝の内容が書かれていました。

調べていくと、なんとその中でのイエスは、
インド、チベットまで行っていたという衝撃的な内容。
そこでのイエスは、低いカーストの者達に道を説き、
それが災いして迫害を受けます。

その後、迫害から逃れつつ仏教を学び、
ゾロアスター教の教えと対立、
そしてイスラエルに帰還していたということです。

ニコラス・ノートヴィッチはその内容を複写し、
紹介しましたが、完全にトンデモ本扱い。
当時ほとんど無視されていたそうです。

しかしその後、ニコライ・レーリッヒという著名な人物が
チベットで同じようなものを発見します。

現代ではあまり知られていないと思いますが、
このニコライ・レーリッヒはという人物は、
万能タイプで、考古学の大学教授にして画家、神秘思想家、冒険家という人物。
歴史上で名前が出ているところの例をあげると、

・ストラヴィンスキーの『春の祭典』の、
舞台美術と考古学的見地からのアドバイザー。

・国際連盟レーリッヒ条約という、
戦争時の文化財保護についての条約の考案。


また、ガガーリンの“地球は青かった”という有名な言葉がありますが、
実はこれには“まるでレーリッヒ・ブルーのようだ”という続きがあります。
このレーリッヒ・ブルーとは、画家レーリッヒの使っていた、
神秘的な青を称えて言われていたものです。

つまり、当時のトンデモネタだったものを、
著名な人物が見つけて紹介したもので、
当時、結構な衝撃を与えたようです。

ただ、その後原本が消失、
本当か嘘かも分からず歴史の中に消えていってしまいました・・
--

どこまで真実か分かりませんが・・。
事実だったら面白い話かなと思います。


レーリッヒの本や、画集などに興味のある人は、

アマゾンでニコライ・レーリヒの本・画集(洋書)

また、レーリッヒミュージアムのホームページで、
レーリッヒの絵画作品の画像を見ることができます。





ダ・ヴィンチ・コードの映画を見た人は、是非原作も。
結構夢中になって読めるので、本をあまり読まない人にもオススメの一冊です。






■ダ・ヴィンチ・コード参考サイト・ブログ
ダ・ヴィンチ・コード物知り事典
ダ・ヴィンチ・コードで出てくる用語の解説がされています。

『世界に学ぶ、日本を知る夜明け前』さん
サルでも分かるダ・ヴィンチ・コードの面白さ
映画の感想とダ・ヴィンチ・コードの魅力について語られています。

『叡智の禁書図書館』さん
ダ・ヴィンチ・コード関連の書籍が数多く紹介されています。


| 小説・詩の名言・格言 | 10:54 | comments(0) | trackbacks(2) | - | - |

『モリー先生との火曜日』

■ノンフィクションの中の名言・格言 『モリー先生との火曜日』


はやばやとあきらめるな、
いつまでもしがみつくな。



人生でいちばん大事なことは、愛をどうやって外に出すか、
どうやって中に受け入れるか、その方法を学ぶことだよ


目に見えるものを信じなければならないときがあるんだ。
他人から信頼してもらうには、
こちらも相手を信頼してかからねばならない――
たとえ自分が暗闇の中にいようと。倒れるときでも。


ほかの人の悩みを聞くのが、私にとってなぜ大切だと思う?
自分の痛み苦しみだけでもうたくさんじゃないか?もちろん、そう。
だけど、人に与えることで自分が元気になれるんだよ。


「その場に完全に存在しているっていうことが大事だと思う。」
「つまり、誰かといっしょにいるときには、その人とまさにいっしょでなければいけない。」


人間はあぶないと思うと卑しくなる。
危険を感じれば、自分のことしか考えなくなる。


問題は、われわれがみんな似たようなものであることを信じないところにある。


自分を許せ。人を許せ。





モリー先生との火曜日】より

普及版 モリー先生との火曜日
普及版 モリー先生との火曜日
ミッチ・アルボム, 別宮 貞徳



■補足

『モリー先生との火曜日』はノンフィクションものの一冊。
「人生の意味」について語られた、
毎週火曜日の「人生最後のふたりだけの授業」の記録です。

スポーツコラムニストとして活躍するミッチ・アルボム氏が、
学生の頃の先生で、ALSという難病にかかった、
アメリカの心理学者モリス・シュワルツ氏(モリー先生)に、
人生に関する質問をしていきます。

師との出会いといいますが、
こんないい先生なかなかいるものじゃないという感じです。

ミッチ・アルボム氏は、読者に次のように語りかけています。


あなた方は、ほんとうの先生を持ったことがあるだろうか?
あなた方のことを、荒削りだが貴重なもの、
英知をもって磨けばみごとに輝く宝石になると見てくれた人を。



また、本の中で、
特に印象的な会話が二つほどありましたので紹介します。


何でもいい。ある感情を例にとろう。
女性への愛でも、愛する者を失った悲しみでも、
私が今味わっているような死にいたる病による恐怖、苦痛でもいい。

そういった感情に尻ごみしていると――
つまり、とことんそれとつき合っていこうという考えを持たないと――
自分を切り離すことはできない。

いつもこわがってばかりいることになる。
痛みがこわい、悲しみがこわい、
愛することにつきものの傷つくことがこわい。

ところが、そういた感情の中に自分を投げ込む、
頭かどーんととびこんでしまう――
そうすることによって、その感情を十分に、くまなく経験することができる。

痛みとはどういうものかがわかる。愛とは何かがわかる。悲しみとは何かがわかる。
そのときはじめてこう言えるようになるんだ。

「よし、自分はこの感情を経験した。その感情の何たるかがわかった。
 今度はしばらくそこから離れることが必要だ。」



「先生、もし申し分なく健康な日が一日あったとしたら、何をなさいますか?」

「そうだな…朝起きて、体操をして、ロールパンと紅茶のおいしい朝食を食べて、
 水泳に行って、友だちをお昼に呼ぶ。
 一度に二、三人にして、みんなの家族のことや、問題を話し合いたいな。
 お互いどれほど大事な存在かを話すんだ。」



「お互いどれほど大事な存在かを話すんだ。」
というあたり、なかなかいえるセリフじゃありません。
モリー先生の気取らない性格が現われているように思います。

とてもいい本です。
教育関係の人、涙腺の弱い人等に特にオススメの一冊です。


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| 小説・詩の名言・格言 | 00:19 | comments(3) | trackbacks(4) | - | - |

『Good Luck(グッドラック)』

■小説の中の名言・格言 『Good Luck』


幸運を作るというのは、つまり、条件を自ら作ることである。



運は、呼びこむことも引き留めることもできない。
幸運は、自らの手で作り出せば、永遠に尽きることはない。


欲するばかりでは幸運は手に入らない。
幸運を呼び込むひとつのカギは、人に手をさしのべられる広い心。


幸運などというものは、いつだって手の届くところにある。
それをつかめないのはつまり、
労せずしてつかもうとしているからなのだ。


幸運の実は、
熟さない限り
落ちてくることはない。
byフレデリック・フォン・シラー


幸運の鍵は、
自分の手にしか
にぎられていない。
byあることわざ





Good Luck(グッドラック)】より

Good Luck
Good Luck
アレックス・ロビラ, フェルナンド・トリアス・デ・ペス, 田内 志文




『Good Luck』のあらすじ
五十四年ぶりの運命の再会を果たした、幼なじみのジムとマックス。
仕事も、財産を失い、運命を嘆いているジムに、
マックスは祖父から聞いた“魅惑の森”の物語を語りはじめる…。


■補足

シンプルな内容ですが、
ジンワリくる良作です。

“運”は来てもまたすぐ去っていくものだけれど、
自分で条件を調えて呼び込んだ“幸運”は、
尽きることのない喜びや富をもたらす。

幸運を“探し求める”人はついにはあきらめ、
いつ幸運が訪れてもいいような状況を粘り強く作り出そうとする人が、
最終的に幸運の訪れを見ることが出来る、といった内容です。


フィリップ・コトラーが、
星の王子さまのようだ!」と絶賛したそうですが、
確かに近いものがあるというように感じました。

両作品とも、
ごくありふれた言葉がテーマになっていて、
象徴的な物語を通して
何かをつかむ(手に入れる)までの過程が美しく描かれています。


ちなみに、
立ち読みでこの本の“あとがき”を読んで
面白そうだと思い、購入をしたのですが、

一冊を読み終えてから見ると、
なかなか味わい深いものを感じました。

最後に、そのあとがきを紹介しておきます。



  この本を書くのには
  八時間しかかからなかった。

  だが、
  この本を考えるのには
  三年もの月日がかかった。

  人はもしかしたら
  「たった八時間か」と思うかもしれない。

  だがもしかしたら、
  「三年もかかったのか」と思うかもしれない。

  前者は、
  運の訪れを待つ者たちのこと。

  後者は、
  幸運への下ごしらえを
  できる者たちのこと。




『Good Luck』のあとがきより


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トルストイ 『光あるうち光の中を歩め』より

■小説の中の名言・格言 『光あるうち光の中を歩め』



いったい俺は何者だろう? 幸福を求める人間だ。
俺はそれを地上の諸々の欲望のうちに求めて見出しえなかった。
俺と同じような生き方に終始している人間は、みんな発見しえないのだ。



人間の本性に反するですって?
人間の本性とはそもそも何ですか?
人間は動物的存在である以外に、
さらに人間でもあるんです。


われわれの幸福はもっぱら他の人々の幸福の存在する所に存在する。


君たちは、悪の外的結果と争っているばかりだ。
君たちは悪の根源にまで到達できないだろう、
なぜというに、君たちは悪を追究しないし、
それがどこにあるかもしりませんからね。


悪が消滅するのは、そこから必然的に生ずる自他の不幸を、
すべてのひとびとが理解した時にほかならない。


不幸――それは単に黄金を試みる火にすぎないのです。


われわれは一人残らず神の子で、またその神の下僕なのだ。
われわれはすべて神に仕える一隊なのだ。
ねえ、まさかあんた以外に、
神の下僕はいないなんて考えているのじゃないだろうな?


神のもとには大きいもの小さいものもありはしませぬ。
また人生においても大きいものも小さいものもなく、
存在するものは、ただまっすぐなものと曲がったものばかりじゃ。





光あるうち光の中を歩め】より

光あるうち光の中を歩め
光あるうち光の中を歩め
トルストイ, 原 久一郎




■補足

Lev Nikolayevich Tolstoy(1828-1910)
レフ・ニコラエヴィチ・トルストイは、ロシアの代表的な小説家。

『光あるうち光の中を歩め』は、トルストイ晩年の作品。
西暦100年、原始キリスト教がローマ帝国に迫害されていた時代、
商人の息子ユリウスが、
キリスト教に身を投じた友人パンフィリウスと、
キリスト教や宗教観ついて議論を交わしていく形で話が進んでいきます。

人生の成功と挫折の中でキリストの教えに魅かれたり、
ローマの教養人の考え方に魅かれたりと、
紆余曲折の中で考えを練りこんでいく過程が面白く、
味わいのあるストーリーになっています。

トルストイ晩年の思想が読める一冊です。



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チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』

■小説の中の名言・格言『クリスマス・キャロル』


 
わたしは過去、現在、未来に生きましょう。



腹を立てようと思っても、
あの人にたいしては腹を立てることができないんだよ。
その意地悪なむら気で苦しむのは誰なんだろう?
いつだって、あの人自身なんだから。


聞いてください! わたしは昔のような人間じゃありません。
こうして精霊さんとおつきあいしなかったら、
きっとそうなったかもしれないような人間には、わたしはなりません。


わたしは心からクリスマスをたたえ、
一年中そういう気持ちを失わぬようにいたします。
わたしは過去、現在、未来に生きましょう。





チャールズ・ディケンズ【クリスマス・キャロル】より

クリスマス・キャロル
クリスマス・キャロル
中川 敏, Charles Dickens, チャールズ・ディケンズ




■補足
Charles John Huffam Dickens(1812-1870)
チャールズ・ディケンズは、イギリスの小説家。

ディケンズ作クリスマス・キャロルは、
クリスマスの物語の中で最も有名なものの一つ。

スクルージという守銭奴の事業主が、
「過去のクリスマスの霊」「現在のクリスマスの霊」「未来のクリスマスの霊」
に導かれて、自らの独りよがりな一生を見せつけられ、
やがて改心するお話です。

なお、クリスマス・キャロルの意味は、
クリスマス・イヴの夜に歌う、
イエス・キリストの誕生を祝う聖歌、“キャロル(歌)”のこと。

また、ディケンズのクリスマス・キャロルをもとにした、
ディズニー『ミッキーのクリスマス・キャロル』もあります。

ミッキーのマジカル・クリスマス 雪の日のゆかいなパーティー
ミッキーのマジカル・クリスマス 雪の日のゆかいなパーティー

『ミッキーのクリスマス・キャロル』以外に3話収録されています。
クリスマスの夜に、子供と一緒に見るのもいいかもしれません。


ちなみに、クリスマスの真夜中、
トナカイのソリに乗ってやってきたサンタ・クロースが、
煙突から人の住居にコッソリ忍び込み、
子供の靴下にプレゼントを入れて回るという話があります。
これは、聖ニコラウスが、貧しい娘たちの家に煙突から金貨を投げ入れ、
それがたまたま暖炉脇に干してある靴下の中にスポンと入ったことが由来だそうです。

子供の靴下ですから、かなり小さいものしか入りません。
“靴下に入る程度の小さなプレゼントでもいいですから”
とか、
“大きなプレゼントでは靴下に入らないからサンタさんが困るよ”
とか、
世界のいろんな場所で、こんな会話が交わされていそうです。



 
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オグ・マンディーノ『あなたに成功をもたらす人生の選択』

■小説の名言・格言『あなたに成功をもたらす人生の選択』



幸せとは香水のようなものである。
その香りを他の人々と共有するためには、
まず、その数滴を自分自身にも振りかけねばならない。



幸せ…それは、自分がすでに与えられているもの。
および、自分が新たに与えられるものの一つひとつを、
感謝とともに、心から喜び、楽しむことに他ならない。


もし後退するための道が絶たれたならば、
道は一つしかない…前進のための道しかない


私は、あなたが人殺しを一人指摘するごとに、
他人を救うために自分の命を投げ出した人物を、
少なくとも一人は指摘できると思います。
また、あなたが泥棒を一人指摘するならば、
それに対して私は、たとえどんなにお腹が空いていても、
パン一切れさえ盗もうとしない人々を、千人は探し出して見せます…


選択!鍵は選択にあります。
私たちには、選択の自由が与えられているのです。
そんな私たちが、失敗や無知、悲しみ、貧困、恥辱、無力感などと
関わり続けていることを選択する必要など、どこにもないのです。


私は、より良い人生を選択する!
私の幸せ追求の旅は、もはや完全に終了した。
…自分自身の内側に満足と安らぎを発見できない者は、
それを求めて他のいかなる場所を探し回ったとしても、
ただ時間を浪費するのみである。


私たちは、良いものであれ、悪いものであれ、
天国であれ、地獄であれ、
自分たちが選択した生き方に相応しい報酬を必ず受け取ることになるのです。





オグ・マンディーノ【あなたに成功をもたらす人生の選択】より

あなたに成功をもたらす人生の選択
あなたに成功をもたらす人生の選択
オグマンディーノ,OgMandino,坂本貢一


■補足
Og Mandino(1923-1996)
オグ・マンディーノはアメリカの小説家。
“世界中で最も多くの読者をもつ自己啓発書作家”と呼ばれるベストセラー作家。

このあなたに成功をもたらす人生の選択は、
オグ・マンディーノ自身の私小説的な内容。
途中までの主人公の経歴は、ほぼオグ・マンディーノ自身と同じようです。

--以下簡単なあらすじ--
いままで成功で得た地位を捨て、
新しい著作家という舞台でさらなる挑戦をする主人公マーク・クリストファー。
そこでも困難を乗り越え、これ以上ないというくらいの成功を収めます。
しかしその後、謎の人物から不可思議なメッセージが届いたり、
かつて自己実現書のベストセラー作家であったアレクサンダー・アンソニーに、
自身の成功と挫折、そして成功自体の空しさについて話をされたりするなどして、
主人公の心は乱されてしまいます。
その後、飛行機で不思議な出来事が起きたあと、
主人公は考えを深めていき、
物語のラストのスピーチ“より良い人生への鍵”では
空しさや様々なネガティブな事項を乗り越え、
力強くより良い人生を生きるためのメッセージが格調の高く語られます。
--

あなたに成功をもたらす人生の選択もそうですが、
どの著作も、単なる成功物とは違う、味わいがある本になっています。
死を意識させながら、人生と成功という言葉に、
深みを与えてくれるのがオグ・マンディーノ流。
自己啓発書の類に満足できない人でも面白く読めるかも知れません。




【サイト内関連記事】
オグ・マンディーノ『ことばの魔術師からの贈り物』
オグ・マンディーノ『十二番目の天使』
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ゲーテ『ヘルマンとドロテーア』

■小説の名言・格言『ヘルマンとドロテーア』



人間の生涯や一生の運命を決定するのは所詮刹那々々です。
いくら長い間熟考したところで、決心はいつも刹那の所産にすぎません。
結局、分別のある人だけが正鵠を得るのです。



自然という慈母が人間に恵んでくれた本能である以上、
どんな本能でも、有害なものでない限り、
私はとがめだてしたくありません。
それというのも、思慮や分別で必ずしもできないようなことが、
本能というような微妙な天性に
否応なく導かれてできることがよくあるものです。


仕合せな人は奇蹟がいつかは起こるということを信じません。
不幸な人にあって初めて、
よい人たちをよい方に導いてくださる神様の手と指がわかるものです。


若い人の実行力というものは、
若い人を幾人となく堕落させた
粗暴な落着きのない騒がしい生活よりも、
むしろ静かな生活によって育ってゆくことがよくあるものです。


人間は多くのものを欲しがりますが、必要とするものはきわめて僅かです。


一日一日をあだおろそかにしないがいい。といって、
生命というものを他に比べるもののない貴重な宝と考えても困る。
すべての宝はあてにならぬものだ。


ぐらついている時代に自分までがぐらついた気持ちになるような人間は、
災いを増し、いよいよそれをひろげてゆくだけだ。
それに反して、志をかたく持して変わらない人は、みずから世界をつくり上げる。






ゲーテ【ヘルマンとドロテーア】より

ヘルマンとドロテーア
ヘルマンとドロテーア
ゲーテ, 国松 孝二



■補足
Johann Wolfgang von Goethe(1749-1832)
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテはドイツ最大の文豪。
万能型の人物で、科学者、哲学者、政治家でもあり、
植物学や色彩論についての著作もあります。

ヘルマンとドロテーアの舞台はフランス革命が起こったばかりの動乱の時代。
富豪の息子ヘルマンが避難民の娘ドロテーアに魅かれ、
トラブルがありながらも妻に迎えるという恋の物語。
『若きウェルテルの悩み』と並び称されるゲーテの名作です。
| 小説・詩の名言・格言 | 17:12 | comments(2) | trackbacks(3) | - | - |

シェイクスピア『ソネット集』

■詩人・文学者の名言・格言『ソネット集』



さあ、沈黙の愛が書いたものを読みとってくれ。
眼で聞くことこそ、愛が生んだすばらしい知恵だ。



薔薇の花は美しい。だが、そこにかぐわしい香りが
ひそめばこそ、なおさら美しいと思えるのだ。


太陽は日々に新しくて古い。私の愛もそれと同じ、
すでに語ったことを、いつも語りつづける。


きみは讃辞を好むゆえ、美貌才質という天来の祝福に
呪いをまねくのだ。称賛もたびかさなると安物になる。


いかに美しいものでも行為しだいで忌まわしくなる。
腐った百合は雑草よりもずっとひどい臭いを放つ。


いま、現代の日々を見ている私たちは、
賛嘆する眼はあっても、称賛する舌を失っている。


愛は嵐を見つめながら、揺るぎもせず、
いつまでも、しっかりと立ち続ける燈台なのだ。





シェイクスピア【ソネット集】(高松 雄一訳)より

ソネット集
ソネット集
シェイクスピア, 高松 雄一




■補足
William Shakespeare(1564?-1616)
シェイクスピアは、イギリス最大の劇作家。
代表作は四大悲劇の“オセロ”“ハムレット”“マクベス”“リア王”。
その他“ロミオとジュリエット”など。
ソネット集はシェイクスピアのソネット(14行詩)154編を収めたもの。
はじめは若く美しい青年貴族に、
後半は、黒い女(ダークレディ)に捧げられています。
両方謎の人物。
いったい誰なのか様々な議論がされているようです。

また、美青年に対する愛を捧げたソネットということで、
男色なのか強い友愛なのか、
諸説・憶測が飛び交っているソネットでもあります。
| 小説・詩の名言・格言 | 23:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

『こころのチキンスープ』二回目

■『こころのチキンスープ』



大きなことを成し遂げるために力をあたえてほしいと神に求めたのに、
謙遜を学ぶようにと弱い者とされた。

より偉大なことができるように健康を求めたのに、
よりよいことができるようにと病気を戴いた。

幸せになろうとして富を求めたのに、
賢明であるようにと貧しさを授かった。

世の人々の称賛を得ようとして成功を求めたのに、
神を求め続けるようにと弱さを授かった。

人生を享楽しようとあらゆるものを求めたのに、
あらゆることを喜べるようにと命を授かった。

求めたものは一つとして与えられなかったが、
願いはすべて聞き届けられた。

神の意に添わぬものであるにも拘わらず、
心の中の言い表せない祈りはすべて叶えられた。

私はあらゆる人の中で最も豊かに祝福されたのだ。


by作者不詳(南部連合の無名兵士)







こころのチキンスープ】より

こころのチキンスープ―愛の奇跡の物語
こころのチキンスープ―愛の奇跡の物語




■補足
こころのチキンスープ二回目の紹介。
こころのチキンスープは、
プロの講演者たちが語ってきた繰り返し人々に語ってきたストーリーの中から、
特にすぐれたものをまとめたもの。
どれも短いストーリーですが、エッセンスが凝縮されています。
古びない智恵の詰まった一冊です。
| 小説・詩の名言・格言 | 01:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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