ラッセル「教育論」

■教育の名言格言 ラッセル『教育論


科学がなければ、愛は無力である。
愛がなければ、科学は破壊的である。



人間にかかわる他の事柄と同様に、
教育においても、進歩への道はただ一つしかない。
すなわち、愛に支配された科学である。


教育者が必要とし、その生徒たちが身につけるべきものは、
愛に支配された知識である。


恐怖と激怒は、実によく似た感情である。
激怒を感じる人は、最高の勇気を持ち合わせていない。


完全な勇気は、多くの興味を持った人の中に見いだされる。
彼は、自分の自我など世界のほんの小さな部分でしかないと感じているが、
それは、自分を軽蔑するからではなく、
いろいろ自分でないものを大事にするからである。


人生の幸せを与えるものを失いはせぬかと恐れる人は、
すでにそれを失っているのだ。
他の事柄と同様に、愛情においても、恐れを持たないことが知恵の本質である。


情熱は、あまりにもしばしば知性を殺してしまう。
反対に、知識人にあっては、知性がときに情熱を殺してしまう。





バートランド・ラッセル【ラッセル教育論】より

ラッセル教育論
ラッセル教育論




■補足
バートランド・ラッセルの教育論。
様々議論があるでしょうが、示唆に富んだ内容になっています。

教育においては、知育、徳育、体育のバランスを取ることが大切であると、よく言われます。
知育とは、頭を使う知性の教育
徳育とは、心を育てる情操の教育
体育とは、身体を扱い身体を育てる教育


最近では食育がこれに加わるようになりましたが。

ラッセルの教育論は、前半が性格の教育、後半では知性の教育について語られています。
性格の教育とは、要するに徳育にあたるでしょうが、この徳育と知育について、バランスよく書かれた教育論になっています。

教育者が必要とし、生徒が身に付けるべきものは、“愛に支配された知識”だとラッセルは言います。

徳育と知育の融合。
教育に関る人にとって必読の一冊です。



○ラッセルの他の書籍
ラッセル幸福論 ラッセル結婚論

木原武一『天才の勉強術』

■子育て・教育の名言・格言『天才の勉強術』


他人を模写するのは必要なことである。
しかし、自分を模写するのは哀れなものだ。
byピカソ



天才とは、一般の人間とかけはなれた秘密の能力を持った人間ではなく、
だれでも持っている学習能力を、
ある限られた狭い対象に向けて集中的に発揮した人間のことである。


“真似”は手本をこえてこそ、真の“真似”である。


なにごとにつけ、無からの創造は不可能である。
豊富な知識こそ、創造の源泉である。


真に独創的な人間のみが、他人から借りることを知っている
byエマソン


孤独は天才の学校である。
byエドワード・ギボン


集中することじたいが、能力を生み出すのである。
深く掘ればかならず豊かな能力を噴出する泉を
人間は内蔵しているのである。


天才は、普通の人がただ一度しか持たぬ青春を何度もくりかえし経験する
byゲーテ


不可能は小心者の幻影であり、卑怯者の逃避所である。
byナポレオン


向学心が目覚めるには、ふたつの要因が考えられる。
ひとつは心の内に湧きあがる好奇心であり、
もうひとつは、みずからの無知の自覚である。


自分の作品の真似をするくらいなら、他人の作品を真似たほうがましだ。
なにしろ、私は新発見が大好きなのだ。
byピカソ


親は自分の子供の能力をいかに過大評価してもしすぎることはなく、
そういう“親馬鹿”こそ、子供の持てる力を伸ばす立派な親なのである。


私は表現すべき何物かを見出したとき、過去も未来も考えずに表現してきた
byピカソ


内心にひそむ確信を語れば、必ずそれはすべての人に通ずる
byエマソン


信頼こそ内に秘められた能力を開花させる太陽の光である。
親としてできる最大のことは、子供を信頼することではなかろうか。





木原武一【天才の勉強術】より

天才の勉強術
天才の勉強術
木原 武一




■補足
天才の勉強術は、天才は才能ではなくて学習の産物であるとして、
モーツァルト、ナポレオン、平賀源内等の
天才と呼ばれるような九人を例に、
実際に彼らが行っていた学習法を明らかにしています。

河合 隼雄『こころの子育て』

■心理学・教育の名言・格言『こころの子育て』



思い通りにならないことこそ
ほんとうにおもしろいことだと思っているんです。



人間のこころの発達は、ある程度は段階的だが、
もっと自由でジグザグに進行するものだ。


子どもにとって親が何かしてくれるというのは、
お金を稼ぐことじゃなくて、一緒にいてくれたとか、
大事なときに“うん”と言ってくれたとか、そういうことなんです。


だいたい“普通でいい”なんて思うのが、ほんとうはけしからんです。
子どもがどう思っているのかわからないのに、
普通が幸福なんだから普通になれ、だなんて。


不安ていうのは、他人を巻き込む力が強いんです。
だから、不安の強い人は、なんとなく嫌われることが多い


正しいことを立て続けに言うと、人間は動けなくなるんです。


世の中には下手な子育てはあっても、
どんな子にでもあてはまる“よい子育て”というものはありません。


親が子どもをコントロールできる、と思いすぎているんじゃないでしょうか。
…相手は子どもで、生きている存在なんです。
こちらの思い通りにならないのが生き物というものでしょう。


だいたい子どもというものは、
“親の目が届かないところ”で育っていくんです。


心理療法を受けに来る子どもで、難しいのは
“扱いやすい子でした”という場合です。
ひょっとしたら、
子どもは信号を出していたのに親が気づいていなくて、
それで扱いやすいと思っていたのかもしれない。
あるいは、親が気づかないので、
だんだん出さなくなってきたのかもしれないわけです。


子どもが甘えてきたときに、甘えさせるのはいいんです。
子どもが甘えたいという気持ちを、受け入れてやっているんだから。
ところが甘やかすというのは、甘えさせるのと違って、
“なんでもかんでも、親の私にベタベタしてたらよろしい”
という姿勢なんです。


ほめたらつけあがるなんてことはまずありません。
もっと子どもを信用していい。
子どもを信用できないのは、つまりは自分を信用していないからなんです。


“絆を深める”とぼくが言うときは、
絆の糸を長くして、ずっと深めていくのが理想なんです。
お互いの関係の深いところを、
なるべく遠く、それこそ“無限遠点”にまでもっていく。
その点を介してつながっていれば、相手がどこか遠くへ行ったって大丈夫。
一番深いところでつながっているわけですから。
…その糸を、短くして強めている人は、
相手をコントロールしているだけです。


依存のない自立は孤立というべきで、
それでは関係が切れてしまっているんです。
自立というのは親と子の間に新しい関係を作ることです。


子どもを“幸福な状態”に置くことによって親が安心しようとするのは、
親の勝手というもので、子どもの幸せを中心にしていない。
ほんとの幸福とは、その子が“自分の人生を生きられる”ということなんです。






河合 隼雄【Q&Aこころの子育て】より


Q&Aこころの子育て―誕生から思春期までの48章
Q&Aこころの子育て―誕生から思春期までの48章
河合 隼雄




■補足
著者の河合 隼雄氏は、ユング派の臨床心理学者・心理療法家。
こころの子育ては子育てに関する問題をQ&A形式で答えています。
関西弁を交えながら、やさしい語り口調で書かれていて、読みやすい一冊。

市川伸一『学ぶ意欲の心理学』

■教育・心理学の名言・格言『学ぶ意欲の心理学』



人の中には、いろんな可能性をもった何か種のようなものがある



いろいろな動機に支えられている学習者というのは、
なかなかくじけない学習者だと思うんです。


最終的には、私たちはこの“なりたい自己”と“なれる自己”の
重なるところから何かを選び取って、
それになっていくわけですから、
なれる自己を広げておくことは、
結局自分の自由度を広げることになるわけです。


人の中には、いろんな可能性をもった何か種のようなものがあると。
水をかけなければ絶対伸びてこないけれども、
水をかけることによって、
すうっと伸びてくるものがあるかもしれない。


つまらないことに強い報酬を伴わせたからといって、
おもしろいと思うようにはならない。
下手をすると、“つまらない”ということが正当化されてしまったりする。


体力がなければ気持ちが続かない。
…体の億劫さと心の億劫さはかなり連動していると思いますよ。





市川伸一【学ぶ意欲の心理学】より

学ぶ意欲の心理学
学ぶ意欲の心理学
市川 伸一




■補足
学ぶ意欲の心理学の著者・市川伸一氏は
認知心理学を専門とする心理学者。
学ぶ意欲の心理学は、
心理学の動機づけ理論を考察し、
ゆとり教育批判や学力低下論争の中心人物である
和田秀樹氏と苅谷剛彦氏との対論を通して、
やる気を支えるもの・動機というものは何かを提示しています。


斎藤茂太『10代の子供のしつけ方』

■教育の名言・格言『10代の子供のしつけ方』



人間の子供にも、独立させるには、
暑いとか、寒いとか、空腹とか、
そういったなんらかの“不足”状況が必要である。



子供が料理など家庭の仕事に興味を持つ時期がある。
…子供が手伝ってくれると、かえって時間がかかる。
忙しいと教えてやるゆとりもなくなってしまう。
…だが、この過程こそがきわめて大事なのである。
大きくなってから、手伝いなさいといわれてやるよりも、
本人も自然に家事に親しめる。
だいたいこの時期に邪魔扱いされれば、
将来もあまり家事には関心を示さないことが多い。


子供が親や世間から遮へいされた空間を持つのは問題である。
…親や世間から一切知られない空間では、
何をやっても許されてしまうというような錯覚が起こる。
欲望がむき出しになるのだ。
…子供が使って、子供が管理しても、
当然親や、他の家族も入る権利があるということを、
経験的に知らせておかなければいけない。


過保護とは、子供に甘い物を与え、
その時は喜ばれるものの、結果的には虫歯にして、
子供に苦痛を与えるようなものである。





斎藤茂太【10代の子供のしつけ方】より

10代の子供のしつけ方―キレる子をつくらないために
10代の子供のしつけ方―キレる子をつくらないために
斎藤 茂太




■補足
精神医科である著者・斎藤茂太氏は、歌人で有名な斎藤茂吉の長男。
10代の子供のしつけ方は、
家庭教育において特に難しい年代である10代の子供を育てるのに必要なことが、
著者の精神医科としての経験・知識を踏まえて語られています。


ドロシー・ロー・ノルト『子どもが育つ魔法の言葉』

■教育の名言・格言『子どもが育つ魔法の言葉』



この世には愛がある、その愛を探し求めよ、
というのはおかしいのではないかとわたしは思います。
愛とは、わたしたち自身の心の中にあるものです。
心に愛のある人が、愛を生み出すことができるのです。



まず、親自身が手本となることです。
手本といっても、完璧な手本になる必要はありません。
何があってもいっさい弱音を吐かないような
強靭な精神の持ち主になる必要はないのです。
逆境に陥ったとき、挫けずに立ち向かうことができれば十分なのです。


親自身が自分の欠点も長所も
すべてそのまま素直に受け入れている人であれば、
子どもはそんな親の姿から様々なことを学ぶことができます。


人間は、その人が何を持っているかで
その価値が決まるわけではありません。
子どもは、親が自分が自分ゆえに愛してくれる姿から
大切な価値観を学ぶのです。


子どもが大きくなってから、親が、さあ時間ができたと、
子どもに向かい合おうとしても、子どもは、
もうそんな親は必要とはしなくなっているものです。
子どものために時間を作るなら、
子どもが小さいころからそうしなくてはならないのです。


親としていちばん大切なことは、子どもになにを言うかではありません。
また、心の中で何をおもっているかでもありません。
子どもと一緒に何をするか、なのです。
親の価値観は、行動によって子どもに伝わるのです。






ドロシー・ロー・ノルト【子どもが育つ魔法の言葉】より

子どもが育つ魔法の言葉
子どもが育つ魔法の言葉




■補足
子どもが育つ魔法の言葉の著者、ドロシー・ロー・ノルトは
40年にわたって家庭関係の授業や公演、
子育てコンサルタントを行っています。

子どもが育つ魔法の言葉の目次にも使われている
著者ドロシー・ロー・ノルト作の『Children learn what they live』という詩は、
加藤諦三氏により
『アメリカインディアンの教え』
として、日本において紹介されていました。
これが誤解を生んでいるようです。
二つを並べて紹介します。



【アメリカインディアンの教え】より

批判ばかり受けて育った子は非難ばかりします
敵意にみちた中で育った子はだれとでも戦います
ひやかしを受けて育った子ははにかみ屋になります
ねたみを受けて育った子はいつも悪いことをしているような気持ちになります
心が寛大な人の中で育った子はがまん強くなります
はげましを受けて育った子は自信を持ちます
ほめられる中で育った子はいつも感謝することを知ります
公明正大な中で育った子は正義心を持ちます
思いやりのある中で育った子は信仰心を持ちます
人に認めてもらえる中で育った子は自分を大事にします
仲間の愛の中で育った子は世界に愛をみつけます


【Children learn what they live】

けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分を好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを学ぶ
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、
この世の中はいいところだと思えるようになる



http://www.noogenesis.com/pineapple/Kristone.html
などを見るとわかりますが、
上の『アメリカインディアンの教え』の文は、
古いバージョンの翻訳のようで、
下の文は、作者自身が手を加えた新しいバージョンのようです。


また、さまざまな引用や書き換えから、
『Children learn what they live』という詩は、
間違った形で紹介されてきたようです。
その中の書き換えでも、
著者ドロシー・ロー・ノルトは、


“和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、
この世の中に愛を見い出せるようになる。”

という詩の最後の行の書き換えに、
“譲れない”ものを感じたようです。


この世には愛がある、その愛を探し求めよ、
というのはおかしいのではないかとわたしは思います。
愛とは、わたしたち自身の心の中にあるものです。
心に愛のある人が、愛を生み出すことができるのです。
…わたしは、子どもたちが人生の荒波にもまれても挫けず、
希望を持って生きてほしいという願いをこめて、
この最後の一行を書いたのです。

愛は探し見い出すものではなく、
自分で生み出すというもので、
この世の中の良いところを見て、
希望をもって生きてほしい、
と著者は訴えかけています。


『ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?』

■名言・格言『ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?』



だれかが質問すると、その場に動きが生じます。
質問は、生活を動かしてくれるエンジンなのです。



信じられないかもしれませんが、敵を愛することは可能です。
それどころか、敵を愛するのはとても大事なことなのです。
byダライ・ラマ14世


頭の働きは、笑うことによって成長していく
byダリオ・フォー


健康というのは、人が肉体的にも精神的にも感情的にも完全に自由なことである
byジョージ・ヴィソルカス


相手に平和を与える人は、自分も平和を得ることになります
byミハイル・ゴルバチョフ





ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?】より

ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?
ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?
ベッティーナ シュティーケル, Bettina Stiekel, 畔上 司




■補足
ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?は、
子どもの質問に対して、ノーベル賞受賞者が答えていくという本です。
「なぜ空は青いの?」「電話ってどうしてつながるの」など、
難しい質問に、分かりやすく答えてあります。

対象年齢は、おそらく小学校高学年〜。大人にも面白い一冊。

『鳩山家の勉強法』

■教育の名言・格言『鳩山家の勉強法』



子供にとって本当に必要なのは、
ただ単に独立した個室ではなく、
安心して遊べる空間、安心して勉強できる空間なのです。



「うちの子はほんとに飽きっぽくて・・」と嘆く親がよくいますが、
それはその子が特別なのではなく、
子供すべてがだいたい飽きっぽいものなのです。


人間には、「やるな」と禁じられると、
かえってやってみたくなるという”あまのじゃく心理”があるものです。
特に子どもはこの傾向があります。
これは他人に指図されたくないという、本能的な自立心があるからです。


嫌いな科目をやる場合に大切なことは、
まずやさしいところからはじめることです。


子どもがもっている得意なものを何かひとつ認めてやると、
得意の範囲がどんどん広がっていき、
それが他にも好結果を及ぼすことが多いものです。


”鵜呑み”という言葉がありますが、
暗記についてはこれはうまいやり方ではありません。
なんとか自分なりに料理して、かみくだいて、
呑み込んだほうがはるかに効率的です。


人間の体は寝だめ、食いだめができないのと同じように、
頭の養分のほうも学びだめ、
というのはあまりきかないようだということです。





鳩山家の勉強法―五代全員東大現役合格の秘密
』より


鳩山家の勉強法―五代全員東大現役合格の秘密
鳩山家の勉強法―五代全員東大現役合格の秘密
通信勉強指導塾アテネ




■補足
鳩山家の勉強法は、
元首相の鳩山一郎氏や、政界で活躍中の由紀夫氏・邦夫氏など、
五代全員が東大現役合格を果たした、
鳩山家の勉強法・教育法を解明していく一冊です。
母親が読めば子育ての本。
中学生や高校生が読めば勉強法の本として有効に活用できる一冊です。

本の名前を読むと、何か特別な家庭環境の勉強法なのかと思うのですが、
平凡な家庭でも実践できるような、非常に示唆に富んだ内容になっています。

イチローを育てた鈴木家の謎

■スポーツ・教育の名言・格言『イチローを育てた鈴木家の謎』



土俵の上に上がって緊張しないでいるほうがおかしい。
緊張して力を出せ、それが本物だぞ。バッターボックスでも同じことだ
byイチローの父親である鈴木宣之さん



やはり、子供に何かを教えようとすれば、第一に親の行いですね。
by同じく鈴木宣之さんの言葉





斎藤茂太【イチローを育てた鈴木家の謎】より

イチローを育てた鈴木家の謎
イチローを育てた鈴木家の謎
斎藤 茂太




■補足
『イチローを育てた鈴木家の謎』は、世界のイチローを育てた家庭環境がよく分かる本です。

また、親と子のかかわり方の参考になる一冊。特に兄弟構成と性格の関係の記述などは、思わずうなずいてしまうところがあります。

イチローファンでなくても、子育て・教育等に関わる人にオススメの一冊です。


【サイト内関連記事】
『イチローUSA語録』
『イチローは「天才」ではない』
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