竹内 薫 『99・9%は仮説』

■科学の名言格言 『99・9%は仮説


常識は仮説にすぎない。



あなたが科学的に検証されていると思っていることは、
すべて仮説にすぎません。
また、あなたの頭のなかのいろいろな常識も、すべて仮説にすぎません。
仮説だからこそ、ある日突然くつがえります。


常識にとらわれて、頭の中にある仮説の群れに気がつかなければ、
それは「頭が固い」といわざるをえません。
頭が固ければ、ただ社会の荒波に翻弄され、ただ流されていくだけです。


古い仮説を倒すことができるのは、その古い仮説の存在に気づいていて、
そのうえで新しい仮説を考えることができる人だけなのです。


話が通じないのは、自分の仮説が相手に通じてないということです。
また、相手の仮説を自分が理解していないということでもあるのです。


科学的な態度というのは、「権威」を鵜呑みにすることではなく、
さまざまな意見を相対的に比べて判断する“頭の柔らかさ”なのです。





99・9%は仮説】より

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方
竹内 薫




■補足
「自分はちょっと頭が固いかも」

そう思っている人には、ひょっとすると「科学」が必要なのかもしれない。

ちなみに、ここでの科学とは「科学的な知識」ではなく、「科学的態度」や「科学的なものの見方」のこと。

『99・9%は仮説』では、科学や科学史の事例を紹介しながら、世の中の常識、固定観念に囚われない、頭を柔らかくするための「科学的な見方」を紹介しています。

「科学とは仮説の集まりにすぎない。」

本書の科学的な“仮説思考”は、世の中の常識・知識を固まったものではなく、流動的なものと捉える思考法です。
本書を読むことで、物事を柔らかく見ることができるようになるかもしれません。

知識に翻弄されない、柔軟なものの見方を養いたい人にオススメの一冊です。


○竹内薫氏の他のオススメ書籍
科学の終焉(おわり) アバウトアインシュタイン―アインシュタインをめぐる70のミステリー
| 科学の名言・格言 | 00:46 | comments(1) | trackbacks(1) | - | - |

ジョン・ホーガン『科学の終焉』

■科学の名言・格言『科学の終焉』



万物の奥底にあるのは、答えではなく、質問なのだ。



僕たちは、なぜここにいるかを解くために、ここにいるのだ。
これ以上価値のある目的が、ほかにあるだろうか


あらゆる懐疑論者たちは、最終的に、
自分自身の剣の手にかかってしまうのだ。


この理論※は、もう一つの別のものへ発展する必要があるだろう。
今では予想もつかない、いろいろな理由のためにね。
私は、この理論を深めていく方法は限りなくあると信じている。
byアインシュタイン(※相対性理論)


私たちの知識の島が大きくなるに従って、
私たちの無知の海岸も広がっていく
byラルフ・W・ソックマン


限界がないと考えても、限界があるという考えと、
そう違いはない点に気づくべきだ。
なぜなら、限界は限界がないこととは違う以上、
限界はないという考えが、
限界があるという考えを限定することになるからだ。
byデイビット・ボーム


言葉というのは銛のようなものだ
いったんはまってしまうと、引き抜くのはとても大変なんだ。
byフレッド・ホイル


宇宙ではなく、心こそが科学の最後のフロンティアである。


一番ハッピーなエンディングは、終わりがないことだ。


物理学の終焉を予言するこうした人たちは、長い眼で見れば正しいと思う。
物理学は廃れていくだろう。
しかし、私自身は物理学はギリシャの科学のようなものとして
考えられるようになると思いたいのだ。
一つの興味ある始まりはあったが、それは主役とはいえなかった。
そこで、物理学の終焉は、何か他の物の始まりを意味するだろうと考えられるのだ。
byフリーマン・ダイソン


私たちは、宇宙を過去から未来へ移りゆくものと考える。
しかし、それは私たちの見方に過ぎない。宇宙がそんな見方をする理由はないんだ。
byフランク・ティプラー





【科学の終焉】より

科学の終焉(おわり)
科学の終焉(おわり)
ジョン ホーガン, 竹内 薫, 筒井 康隆




■補足
『科学の終焉』は、
“科学は収穫逓減の時代に入ってきている”ということをテーマにしながら、
各界の科学者にインタビュー。“科学の未来”を探っていきます。
科学者たちの“思想”が読める一冊です。
| 科学の名言・格言 | 22:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

湯川秀樹『目に見えないもの』

■科学者の名言・格言 湯川秀樹『目に見えないもの』



現実は痛切である。あらゆる甘さが排斥される。
現実は予想できぬ豹変をする。あらゆる平衡は早晩打破せられる。
現実は複雑である。あらゆる早合点は禁物である。



現実はその根底において、
常に簡単な法則に従って動いているのである。
達人のみがそれを洞察する。


現実はその根底において、
常に調和している。
詩人のみがこれを発見する。


現実のほかにどこに真実があるかと問うことなかれ。
真実はやがて現実となるのである。


近代物理学は、
未来のことははっきりとはわからないのが本当だという。
そうだとするとわれわれの未来に対する冒険は
いつになってもなくならないと覚悟せねばならぬ。
しかしそこにこそ希望があるわけである。


科学は絶えず進歩している。常に明日の飛躍が約束されている。
物理学にとっても今日もまた過渡期でないと、誰が言えるだろうか。


物みなの底に一つの法ありと日にけに深く思い入りつゝ





湯川秀樹【目に見えないもの

目に見えないもの
目に見えないもの
湯川 秀樹




■補足
湯川秀樹(1907〜1981)は日本人初のノーベル物理学賞受賞者。
目に見えないものはその理論物理学者の、
科学的発見の奥にある思想が語られています。



| 科学の名言・格言 | 18:51 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |

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