佐藤可士和の超整理術

■クリエイターの名言格言 『佐藤可士和の超整理術』より



「何のために捨てるのか?」といえば、本当に大事なものを決めるため。そして、大事なものを、より大切に扱うためなのです。



整理は新しいアイデアを開く扉です。

思い込みを捨てるには、あえて極端を考えてみるというのも手です。

捨てることは、不安との闘いである




佐藤可士和の超整理術】より

佐藤可士和の超整理術

佐藤可士和の超整理術
佐藤 可士和



■補足
何事も整理されていない状態では、なかなか仕事が進まないものです。

身の回りの物事が整理されていない状態というのは、自らの仕事に、優先順位がつけられていない状態を反映しているかもしれません。

優先順位をつけながら、
・大切なもの
・そうでないもの
身の回りのモノゴトを分けて整理をしていると、思いがけない大切なものを見過ごしているこに気づくこともあります。

以下、整理術に関して書かれた本からの引用です。

あなたが本当にすべきことは、
周りのことをすっかり片付けることによってはじめて、
明らかになることがあるのだ。
【ストレスフリーの仕事術】より


周囲のものがあるべきところに納まっていると、
自分自身の役割が明確になってきます。
『夢をかなえる「そうじ力」』より


一つは、私たちにとって最も大切な、
基本的な価値観を特定することです。
もう一つは、その価値観に基づいて
私たちの生活の中の出来事をコントロールすることです。
この二つがそろっているとき、
「心の安らぎ」を体験できるようになるのです。
『TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究』より



実は、本当に大切なものを発見していくために整理術があるのかもしれません。
「大切なことを見分ける力」はビジネスでも、人生を生き抜いていく上でもとっても大切な力の一つであると思います。

様々整理術について書かれた本がありますが、本書『佐藤可士和の超整理術』は、物や情報の整理からさらに一歩踏み込んで、「思考の整理」にまで及んだ、整理術の応用編とでもいうべき一冊。
デザインの最前線で発信し続ける、著者ならではのクリエイティブな視点で整理術が綴られています。

「整理は苦手」という人には必読。「整理は得意」という人にも、整理の意義をクリエイティブな視点から捉え直す一冊となるでしょう



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