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 『青木功自伝 ゴルフありて』

プロゴルファー名言格言 『青木功 ゴルフありて』



うまくいくことを前提に立てたゲームプランなど、妄想にすぎない。
練習ではほとんどミスも起きないショットですら、
コースの上では生じるのだという認識に立って、
初めてゲームプランは成立するのである。



逆に考え方を変えてみれば、いくぶんか打ちそこなったショットが普通なのであって、
思いどおりのショットはむしろまぐれなのだと見なすべきなのではないか?
したがって、戦略は当然、
必ずしも思うようにいかないショットを前提に立てなくてはならないことになるのである。


結果よければすべてよし…なのかもしれないが、
それはプロのゴルフとはいえない。
結果はどうあれ、
ゲームの設計がしっかり立てられた上でプレーするのでなければ、
いつまでたってもあなたまかせのゴルフの域を出ないのである。


教訓は過去のいいプレーからは得られない。
そのとおり、自分のいいプレーは甘い記憶でしかなく、
思い出しては酔い痴れているだけである。
…甘い記憶は、現役を続けている人間にとって、無縁のものでなければ嘘である。


人間はだれしも、ミスはする。どんな名手でも、ミスは犯す。
ミスに満ちた過去のラウンド、思い出すのも腹が立つようなショット、
考えるだけでワキの下に汗が出てきそうな恥ずかしいミス。
忘れたいだろうが、忘れてはならないのだ。
ゴルフは、記憶のゲームだからである。


短いショットで正確にボールが打てるように練習しているだけで、
長いクラブでのフルショット力も知らぬ間に体得できてしまうのだ。
その逆に、フルショットの練習をいくら続けても、
ショートゲームの技術が向上することはあり得ない。





ゴルフありて―青木功ゴルフ自伝】より

ゴルフありて―青木功ゴルフ自伝
ゴルフありて―青木功ゴルフ自伝
青木 功, 立木 義浩



■補足
『ゴルフありて―青木功ゴルフ自伝』は、青木功氏の自伝本。

青木功氏(1942年-)は、世界のアオキと呼ばれる、千葉県我孫子市出身のプロゴルファー。

1980年の全米オープンでジャック・ニクラウスと優勝を争い、大会レコードで2位に入賞。現在も塗り替えられていない、日本人男子プロゴルファーのメジャー大会最高記録の持ち主です。

本書では、青木功氏の我孫子のゴルフ場訓練生時代、日本での賞金王獲得、そしてその後の世界での活躍など、プロゴルファーの半生が語られています。

ゴルフに興味のない方でも、本書に書かれた一流の人間の努力や工夫、試合においての戦略的な発想や、長年にわたっての自己のフォームの作り方などは、参考になるところが多々あります。

例えば、パッティングからゲームプランを考える戦略的発想や、ミスを前提にした柔軟な戦略に対する考え方は、他の分野にも応用できるように思います。

特にゴルフファンなら一度は読みたい一冊です。


■ゴルファーの自伝
ジャック・ニクラウス自伝 
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