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ノヴァーリス全集3

■詩人の名言・格言『ノヴァーリス全集3』



星になろうとして思い切りそり立った山もありますが、
そのかわり、裾野を飾る美しい緑の衣装をまとうことはできません。



深遠な知恵のつまった書物には、
信頼にたる人たちのみた夢が数え切れないくらいでてきます。


悟性を欠いた感激は無益で危険だ。
詩人は、奇蹟に驚いているうちは、奇蹟をおこなうことなどおぼつかない。


歴史家にとって戦いの時代こそ注目すべきで、
その記述は魅力的でやりがいのある仕事となる。
詩人はそういう時代に生まれることが多いのだ。


言葉に奇抜な跳躍を教えこむのは手品師であって詩人ではない。


音楽家や画家もわれわれから詩の自立性を、また詩と創作に、
というより真の芸術作品に宿る内なる精神を
ありがたく学びとることがあるだろう。
彼らはより詩的に、われわれはより音楽的、絵画的にならなくてはいけない。


素材は芸術の目的ではない。素材を練り上げることが目的だ。


献身のなかにこそ愛がある。
愛とは、ぼくたちの謎にみていてかけがえのない存在が
このうえなく神秘に溶け合うことなんだ


もしも時がこれほどいがみ合っていないで、
未来と現在が、未来と過去が結び合い、
春が秋と、夏が冬と結婚し、青春と老いがひとつになって、
戯れる厳かさを生み出すのでしたら、
愛しいお方、そのときには苦しみの泉は涸れ、
愛する心は、あらゆる願いをかなえられていることでしょう


苦痛を避ける者には、愛する意志がかけている。


外的な状況がそのままぼくたちの
本当の幸福や不幸だということはありえない。
幸福も不幸も、内なる未知の霊の恣意的な言語記号にすぎず、
その霊のそばにいるか、離れているかによって、
幸福や不幸の微妙な差異が決まるのである。


まずは、不安な考えが考えにすぎないことを知ることだ。
熱心に祈り、志を確かにもてば、多くのことができる。





ノヴァーリス全集3巻】より

ノヴァーリス全集〈3〉
ノヴァーリス全集〈3〉
ノヴァーリス, Novalis Werke, 青木 誠之, 大友 進, 池田 信雄, 藤田 総平




■補足
Novalis(1772-1801)
ノヴァーリスはドイツ・ロマン主義の小説家。
ノヴァーリス全集3巻には、
『ザイスの弟子たち』『青い花』と『日記』が収められています。
メーテルリンクなどにも強い影響を与えています。
| 小説・詩の名言・格言 | 00:09 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
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2012/09/30 1:56 AM, from -









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