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小倉 昌男【「なんでだろう」から仕事は始まる!】

■経営者の名言・格言『「なんでだろう」から仕事は始まる!』



偶然に頼るのは責任のある者のやることではないし、
何より偶然の成功は“次”につながらない。
…論理を積み重ねて決断を下した場合は、
たとえ失敗しても“次”につながる経験が得られる。



どうも“論理”というものは、
物事を複雑にするものだと思われがちなようだ。
しかし、これは大きな勘違いである。
本当は逆で、論理的な思考とは、
すなわち物事をシンプルに考えるということにほかならない。


相手が自分に従うかどうかということばかり考えていると、
自分が相手に何を与えられるかということが見えなくなる。


絶対的な正解がないからこそ多くのアイデアが存在する


リーダーには、説明する責任があるのと同時に、
説明する能力も求められるのである。


リーダーの説明能力は、現場を知らなければ高まらない。
部下に将来を創造させるためには、
まず上司のほうが部下の気持ちを想像しなければいけないのである。


百人の社員がいるとして、
自分が上司から“百分の一”の存在にしか見られていないと感じたら、
“この上司のために働こう”とは思わない。
逆に、自分が三十分の一ぐらいの重みを持つ存在として扱われれば、
それこそ三十人分のやる気が出てくるのである。


白か黒かはっきりしない灰色の行動は基本的に“黒”の心証を与えるものだ。


そもそも、仕事が自分のためになるかどうかは、
本人の好き嫌いとは関係がない。
嫌いな食べ物でも、食べれば必要な栄養分が摂取できるのと同じことである。


できるかぎり正確な情報を、
できるかぎり数多く集めて論理的に分析すれば、
ベストとはいえなくてもベターなタイミングを見出せるはずなのだ。


物事をできるだけ単純に考えることが、真の目的に到達する近道なのである。


“言いたいこと”は言えるようになったほうがいいが、
“言うべきではないこと”を言わずにおくことも、
人生をわたっていく上では大切なのである。


意思決定の際に参考にする情報には、いいものも悪いものもなければいけない。
ポジティブな要素と、ネガティブな要素を統合して、
何がベターかを決めるのが、論理的な思考というものだ。
ネガティブな要素があることを知らずに意思決定を行えば、
まず間違いなく会社は悪い循環に突入していくだろう。


考えることはいっぱいあるが、大半は二者択一の問題である。
本当に大事なものは何か、ということである。





小倉 昌男【「なんでだろう」から仕事は始まる!】より

「なんでだろう」から仕事は始まる!
「なんでだろう」から仕事は始まる!
小倉 昌男




■補足
「なんでだろう」から仕事は始まる!の著者、小倉 昌男氏は、
1971年ヤマト運輸の社長に就任。
のちに宅急便の構想を提案し、内部の反対や役所と闘いを切り抜け、
宅急便事業を起こすことに成功した人物です。

「なんでだろう」から仕事は始まる!は、
小倉 昌男氏の“仕事とは、働くこととは、経営とは何か”
などに関する考えが述べられています。





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小倉昌男のザ・メッセージ
昭和の名経営者とニッポンを変えた経営者の語録・生き様などを綴った日経BP社のザ・...
2005/11/20 12:39 AM, from 0才企業と零細企業広場

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