ジャック・ニクラウス『勝利の決断19条』

■プロゴルファーの名言・格言『勝利の決断19条』ジャック・ニクラウス

 

 

 

 

勝利は自信を育て、謙虚さを教えてくれる。



今勝つことができたら、次に勝つことを恐れてはいけない。
成功を恐れて、成功への道を閉ざしてはいけない。


“勝ちたい”一心がわたしを謙虚にし、
“勝つ”ために現実を見据え、自分を変えていったのだ。


知るべきことは短所だけではない。
長所の把握が、すなわち次の勝利への確実な足がかりになるのだから。
そして勝利に放漫にならない。
勝利からも敗退からも学ぶべきことは無数にある。
いつも省みる心を忘れなければ、成功の糸口が必ず見えてくるものだ。


本当の勝利を知った者は、自分の生きる勝負の世界はもちろん、
すべてを通して責任感が強く、謙虚で慎み深い人間になるものだ。


自分自身をコントロールすること。
それは激情を抑えることではない。
激情を自分に起こさせない能力をいうのだ。


目前の敵は何だ。
試合か、それとも自分自身か。
少なくとも観衆ではない。


“ピーク”を過ぎることを恐れてはいけない。
“ピーク”を過ぎることで、見えてくるものがある。
パワーで押しすすむことができた時期を過ぎたからこそ、問われることがある。





ジャック・ニクラウス【勝利の決断19条】より

勝利の決断19条
勝利の決断19条
ジャック ニクラウス, Jack Nicklaus, ジェーエヌジェー

 

 

 


■補足

 

 

 

 

 

Jack William Nicklaus(1940- )
ジャック・ニクラウスは「帝王」と呼ばれたプロゴルファー。
圧倒的な強さで勝利を重ね、世界4大メジャー大会である
マスターズ、全米オープン、全英オープン、全米プロゴルフ選手権の
すべてを制覇し、史上4人目のキャリア・グランドスラムを達成。
その後も1986年にマスターズでの最年長優勝記録(46歳)を樹立しています。

勝利の決断19条では、
勝ち続けることに執念を燃やしたジャック・ニクラウスの、
“勝利の決断力”が語られています。

 

 

 

 

 

 

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