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福沢諭吉『学問のすすめ』

■偉人の名言・格言 福沢諭吉『学問のすすめ』



天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり


天は富貴を人に与えずしてこれをその人の働きに与うものなり


学問をするには分限を知ること肝要なり


自由独立の事は、人の一身に在るのみならず、一国の上にもあることなり


独立の気力なき者は必ず人に依頼す、
人に依頼する者必ず人を恐る、
人を恐るる者は必ず人に諂うものなり


内に居て独立を得ざる者は、外に在っても独立すること能わざる


すべて世の物事を精しく論ずれば、
利あらざるものは必ず害あり、得あらざるものは必ず失あり、
利害得失相半ばするものはあるべからず


未だ試みずして先ずその成否を疑う者は、これを勇者と言うべからず


有用の人を取って無用の事をなさしむるは策の拙なるものと言うべし


国の文明は形をもって評すべからず。
…この物あらざればかの学校以下の諸件も実の用をなさず、
真にこれを文明の精神と言うべき至大至重のものなり。
蓋しその物とは何ぞや。
云く、人民独立の気力、即ちこれなり。


大凡(おおよそ)世間の物事、
進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。
進まず退かずして瀦滞(ちょたい)する者はあるべからざるの理なり。


読書は学問の術なり、学問は事をなすの術なり


既に自由独立と言うときは、
その字義の中に自ずからまた義務の考えなかるべからず。


古来義士なきに非ず、ただその数少なくして算等に合わぬなり。


天下を治むるを知って身を修むるを知らざる者は、
隣家の帳合に助言して自家に盗賊の入るを知らざるが如し。


信の世界に詐欺多く、疑の世界に真理多し。
…然りと雖ども、事物の軽々信ずべからざること果たして是ならば、
またこれを軽々疑うべからず。


よく東西の事物を比較し、
信ずべきを信じ、疑うべきを疑い、取るべきを取り、捨つべきを捨て、
信疑取捨その宜しきを得んとするはまた難きに非ずや。


人の心事は高尚ならざるべからず、
心事高尚ならざれば働きもまた高尚なるを得ざるなり。


学者を評せんと欲すれば学者たるべし。
医者を評せんと欲すれば医者たるべし。






福沢諭吉【学問のすすめ】より

学問のすすめ
学問のすすめ
福沢 諭吉




■補足
福沢諭吉学問のすすめは 、
1872年(明治5年2月)発刊、明治の大ベストセラーです。
実学を推奨し、
日本全体の“学ぶ意欲”を高め、
日本の近代化に大きな影響を与えた一冊です。


| 哲学・思想・宗教の名言・格言 | 02:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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