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エッカーマン『ゲーテとの対話 中』

■詩人・文学者の名言・格言『ゲーテとの対話 中』



真理というものはたえず反復して取り上げられねばならないのだ。
誤謬が、私たちのまわりで、たえず語られているからだ。
byゲーテ



しかし、それは、間違った読書法だな。
あの人物がすきだとかこの性格が
気に入ったなどということが問題なのではなく、
その書物が気に入ったかどうかが、大切なのさ。
byゲーテ


私の作品は大衆のために書いたものではなく、
同じようなものを好んだり求めたり、
同じような傾向をとろうとしているほんの一握りの人たちのためのものなのだ。
byゲーテ


いつも決定的に純粋なもの、倫理的なもの、
だけにそれを求めようとするのは警戒しなければいけないよ。
およそ偉大なものはすべて、
われわれがそれに気付きさえすれば、必ず人間形成に役立つものだ。
byゲーテ


理性がポピュラーなものになるとは、とても考えられないことだ。
情熱や感情ならポピュラーになるかもしれないが、
理性は、いつの世になってもすぐれた個々の人間のものでしかないからね。
byゲーテ


自然は、けっして冗談というものを理解してくれない。
自然は、つねに真実であり、つねにまじめであり、つねに厳しいものだ。
byゲーテ


自然は、生半可な人間を軽蔑し、
ただ、力の充実した者、真実で純粋な者だけに服従して、秘密を打ち明ける。
byゲーテ


われわれは仮説という想像の島々に向かって船を漕ぎだすが、
おそらく真の綜合は、おそらくいつまでも未知の大陸に留まるだろう。
byゲーテ


われわれは、子供のころは、感覚論者だ。
恋をして、恋人に、現実には存在しない性質を見るようになると、
理想主義者になる。
この恋もぐらつきだして、誠実さというものを疑うようになると、
いつのまにやら懐疑主義者になる。
そうなると、あとの人生はどうでもよくなる。
われわれは、なるがままに任せるようになり、
ついにはインドの哲学者たちみたいに、静寂主義になるというわけだ。
byゲーテ


自分自身を知るのは、楽しんでいるときか、悩んでいるときだけだ。
また、悩みと喜びを通してのみ、
自分が何を求め何を避けねばならぬかを教えられる。
byゲーテ


精神の意志の力で成功しないような場合には、好機の到来を待つほかないね。
byゲーテ


人間は、自分自身ではいい表せないことを
言いつくしてもらいたいばかりに、詩人を必要とするのですね。
byエッカーマン


誤謬は図書館の中にあり、真理は人間の精神の中にある。
byゲーテ


憎悪は人を傷つけないが、軽蔑は人を破滅させる。
byゲーテ


目的を尋ねる質問、つまり、なぜという質問はまったく学問的でない。
だが、どうしてという質問ならば、一歩先に進めることができる。
byゲーテ


われわれの生涯の事実に価値があるのは、
それが真実だからでなく、何らかの意味をもっていたからなのさ。
byゲーテ





エッカーマン【ゲーテとの対話 中 (2)】より

ゲーテとの対話 中 (2)
ゲーテとの対話 中 (2)
エッカーマン, 山下 肇




■補足
ゲーテとの対話 中 (2)は著者エッカーマンと晩年のゲーテとの、
文学、芸術、科学等の様々な分野にわたる、
会話のやりとりをまとめたもの。
ゲーテの人物や考え方、その精神性が伝わる一冊です。




【サイト内関連記事】
エッカーマン『ゲーテとの対話 上』
エッカーマン『ゲーテとの対話 下』
| 自伝・伝記の名言・格言 | 19:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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