斎藤 茂太『口のきき方 私の人間学』

■心理学・自己啓発書の中の名言・格言 『口のきき方 私の人間学』


相手を知り、自分を知れば、
おのずから上手なコミュニケーションが生まれる。



上手な会話というのは、
「いかに相手を気持ちよくしゃべらせるか」にかかっている。


なぜ人をほめられないのかというと、人をほめると
「自分が相手より下になる」という思いを持つからである。
人の下になるのが嫌な人というのは自己顕示性性格に多いが、
こういう人が人をほめないのである。


一方的に相手に「正しいこと」を提供するというのは、
間接的には相手を受け入れていないということである。


正しいと思っている自分の言い分が通らないから、まわりが不当だと感じるのである。
自分の側からしか見えなくなると、究極的には「訴え魔」の状態になる。





口のきき方 私の人間学―私も本当は口べただった
口のきき方 私の人間学―私も本当は口べただった
斎藤 茂太




■補足
コミュニケーション関連の本は「聞く力」を中心にしたもの、「話す力」を中心にしたもの、「聞く・話す」について両方書かれたものなど様々です。

『口のきき方 私の人間学』の場合は、割合「話す力」に重点が置かれています。

本書では、精神医科の著者による心理学的な考え方をおり込みながら、

・初対面との人とのコミュニケーション法
・様々な人との会話術
・交渉時における説得術
・上手な叱り方
・スピーチの方法
・つきあい上手になるための交際術


など、ハウツー的な内容が書かれています。

また、人に使われる立場の人から、人を使う立場の人まで、幅広い層に応用の効く「コミュニケーションの技法」について書かれています。


ちなみに、コミュニケーション力について興味のある人は、


「聞く力」「質問力」関連の本
「説得力」関連の本
「マナー」関連の本


などと併せて読むとバランスよくコミュニケーション力を磨くことができるのではないかと思います。


○コミュニケーションスキルを磨くための本

質問力―話し上手はここがちがう
「相手から上手に話を引き出す能力」としての質問力について書かれた一冊。

プロカウンセラーの聞く技術 
この本では「質問する」ことと「聞く」ことは違うとして、人の話を傾聴することの大切さについて書かれています。

話し方上手になる本―交渉・説得・プレゼンに自信がつく
交渉力、説得力など総合的に話上手になるための一冊。

10分間で超速スキルUP!ビジネスマナーの鉄則
会話はあくまでコミュニケーションスキルの一つ。服装、動作、気遣いなどによって人に与える印象や、メール文書でのやりとりなどもコミュニケーションにとって大切なもの。こちらはビジネスにおいてのマナーについて書かれています。
| 心理学・自己啓発の名言・格言 | 01:01 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |

マクスウェル・マルツ 『自分に自信を持て!』

■心理学の名言・格言 『自分に自信を持て!』


好機とはあなた自身である。
だから自分で運命の扉をたたかねばならない。



われわれは譲ることによって、勝たねばならない。
思いやりに身をゆだねるのはよいが、怒りに道を譲ってはならない。
勇気にはよいが、臆病にはいけない。
資産にはよいが、負債にはいけない。
そして、あなたが自分で創造する自分の中の好機――より豊かな人生、
より大きな自尊心へと導いてくれる好機――に身をゆだねるのだ。


そして許そう。他人の失敗を許そう。他人の不完全さを許そう。
他人が自分に対して行った過ちを、
そして自分に対して行ったと思われる過ちを許すのだ。


受け身は、中途半端に生きることにつながることが多い。許しだって同じである。
受け身的に許すだけでは充分とはいえない。
今までのような口先だけの許しでは充分ではない。
充分に人生を生きるためには、より積極的に許すという概念が必要なのである。


洞察力を磨くこと。何に対してか?
自分に対してだ。
人に対してだ。
人生そのものに対してだ。


心の中にも戦場はある。
否定的な感情で心の中が騒然としている人や、怒りの分厚い壁を心の中に築いて、
自分自身からも他人からも分離状態にあるような人の心の中は戦場である。





自分に自信をもて!】より

自分に自信をもて!
自分に自信をもて!
マクスウェル・マルツ, 竹内均




■補足
マクスウェル・マルツはアメリカの整形外科医。
自助の心理学であるサイコサイバネティクス理論(Psycho-Cybernetics) を提唱。
サイコサイバネティクスとは、日本語に訳すと「心の統御(舵取り)論」という意味です。
サイコサイバネスティクスの“サイコ(Psycho)”の意味は心理、精神で、
“サイバネティクス(Cybernetics)”はギリシャ語の舵取り(操舵者)に由来しています。


よく、人間の分類で、

自分に厳しく、他人に厳しい。
自分に優しく、他人に厳しい。
自分に厳しく、他人に優しい。
自分に優しく、他人に優しい。


という四種に分けられ、「自分に厳しく人に優しく」が一番良いと言われます。確かにその通りだと思いますが、ただ単に厳しいが「自責」になり、優しいが単に「甘い」あるいは「無干渉主義」になると問題があります。

厳しいにしても優しいにしても、物事の見方・考え方、そして行動が建設的な方向に向いているかどうかが、別の問題として問われるのではないでしょうか。

そういった問題を解決するためにも、『自分に自信をもて!』では、積極性と優しさを両立させることが求められています。そして、自分に対しても、他人に対しても、建設的な方向で物事を考え、建設的な行動をとるための“心の統御法”について書かれています。

自分or他人に甘くなりがちな人、極端に責めがちな人、または消極的になっている人に『自分に自信をもて!』はオススメの一冊です。


○他のマクスウェル・マルツの書籍
自分を動かす―あなたを成功型人間に変える 新しい自分をつくる本
| 心理学・自己啓発の名言・格言 | 00:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

A・マクギニス 『今できることから始めよ!』

■心理学・自己啓発書の中の名言・格言 『今できることから始めよ!』

現実的な積極思考者は決してお人よしではない。
人にだまされることもない。ただの善人ではなく、
人の中の良い部分を引き出す方法を身につけているのである。



積極思考者は、否定的な思考回路をストップさせて、
理にかなった評価と置き換えるだけではない。
物事をできるだけ好意的な目で見ようともするものである。


われわれが知っていること――
それは、この世の中は欠点だらけであっても、
味わったり楽しんだりできる素晴らしい物事にあふれた
たいした世界なのだ、ということである。


快活さというものは幸福に比べ、ずっとコントロールしやすいものである。
暗くくじけそうな情況の中でも、
元気にふるまおうと努力すればふるまうことができる。
それが自分の弱さを補ってもくれるし、
愛する周囲の人々への心づかいの行為ともなるのだ。


積極人間は自分の頭が他の人と比べてとび抜けて優れているとは思っていない。
彼らが信じているのは、
誰でも皆素晴らしいことをやり遂げる頭をもっているということだ。


人を許すことは大変に難しい。
特に相手に可愛気がなく、
しかもあなたに対して間違いを繰り返している場合はなおさらだ。
しかし皮肉なことに、
そうした可愛気のない人間ほど愛情を必要としている人もいないのである。


しかしこの世にくらしている積極人間たちに
苦悩なしで人生を送ってきた人などめったにいないのである。
というより、大変な困難にたびたび出合っているからこそ、
彼らは人生を深く味わい尽くせるのである。





今できることから始めよ!】より

今できることから始めよ!
今できることから始めよ!
A・マクギニス, 稲盛 和夫




■補足
著者のアラン・ロイ・マクギニス(Alan Loy McGinnis)
はアメリカの精神医科。

『今できることから始めよ!』では、
どんな場面でもくじけず、前向き考え、
成功を勝ち取った人たちに共通する特徴や考え方について紹介しています。
前向きで積極的に人生を生きるための“秘訣”が語られている一冊です。

本書では“プラス思考”について書かれていますが、
“プラス思考”というと、
“ようは心の持ちよう”といった、
楽観主義的な考え方を思い浮かべるかもしれません。

しかし、本書の考え方はそういった楽観主義ではなく、
“現状を受け止め、前向きに積極的な行動を取る”
といった積極的な“プラス思考”になっているのが特徴だと思います。


また、本書では、楽観主義の持ち主が、
論理的でない言葉で他人にアドバイスし、
しばしば嫌がられることがある点について指摘しています。


他に人々に対し、
元気を出して正しい心構えでいさえすれば人生は素晴らしいものになる、
とアドバイスすることがどれほど相手を惑わせ、
押しつけがましい行為であるか、往々にして理解されない。



ある嫌われた楽観主義の持ち主について、
具体的な事例が書かれていますので、以下に紹介します。


ある女性は、彼女が初めてクルージングに行った時に、皆が船酔いで苦しんでいるのに一人だけ酔わなかった男性ほどいやな人間はいなかった、と言う。
「彼は確かに親切な人だったわ」彼女は言った。
「でも私のデッキチェアの端に腰かけて、自分がこのゆれをどれほど楽しんでいるかとか、みんなは船酔いを恐れすぎるあまりかえって気持ちが悪くなっているんだ、と言った時には、残りの船旅の間、彼が自分の寝台に這いつくばることになるなら何でも我慢できると思ったわ」



上の話のように、
どんな問題でも“気の病”的なものにされてしまう(してしまう)ことは、
ありがちなことではないでしょうか。

“ようは気の持ちよう”といった楽観主義にはプラスの面もあると思いますが、他人に対する共感性が薄くなったり、あまり物を論理的に考えなくなる副作用があるのかもしれません。

また、本書の中には、
他人のなかの可能性を見出すという意味で、
プラス思考(積極思考)と愛情のつながりに関しても語られています。



積極人間は自分の頭が他の人と比べてとび抜けて優れているとは思っていない。彼らが信じているのは、誰でも皆素晴らしいことをやり遂げる頭をもっているということだ。


今以上にもっと愛情豊かになった時には、今以上に積極思考者となっているだろうし、逆を言えば、もっと積極的になった時には、自分が以前より大きな愛情をもっていることに気がつくだろう。



自分の可能性だけでなく、
他人の中にも可能性を見出すことができる人が、
本当のプラス思考の持ち主と言えるのかもしれません。

『今できることから始めよ!』は、
積極的に人生を切り開いてきた、
成功者特有の考え方を知りたい人にオススメの一冊です。


| 心理学・自己啓発の名言・格言 | 01:29 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |

ジョイス・ネルソン・パテノード 『自分が思うほどあなたはダメじゃない』

■心理学・自己啓発書の中の名言・格言 『自分が思うほどあなたはダメじゃない』



変化の転機と変化を生み出す力は現在にある。
同じ思考パターンを繰り返すのはやめなければならない。
今こそ変わるべきときだ。



自己発見の旅には決意と勇気が必要だ。
これは本当の自己に立ち返る旅だ。はっきり決断して、一人で旅立つしかない。


交際や結婚に身を投じることは、学んで成長するために学校に入るのと似ている。
パートナーこそ私たちが自分自身のことを知るために必要な教師だ。


私たちは心を傷つけられたことで過去に関係のあった人びとを責めることがよくある。
たとえば、自由を縛る思い込みを伝えてよこそた両親を責める。
口やかましい内心の声を植えつけた両親を責める。
しかし、幼児期の傷を癒すためには、
人を責めることをやめて、自分自身と両親の存在を素直に認めることだ。


相手の存在をそのまま受け入れることだ。
「そんな悪いことをした覚えはない」と相手は否定して、
言いわけを並べたてるかもしれない。
だがそんなことは問題ではない。
相手を許したことで、自分が解放されるのだから。





自分が思うほどあなたはダメじゃない―ラクになる生き方52のヒント】より

自分が思うほどあなたはダメじゃない―ラクになる生き方52のヒント
自分が思うほどあなたはダメじゃない―ラクになる生き方52のヒント
ジョイス・ネルソン パテノード, Joyce Nelson Patenaude, 村上 能成, 町沢 静夫




■補足
『自分が思うほどあなたはダメじゃない』の著者は、
20年のキャリアを持つ女性セラピスト。

悩みがちな人は、
“他人から見た自分”
“何らかの思い込み”
に囚われていることがあるかもしれません。

本書では、
悩みから抜け出し、自分の全体性を取り戻すために、
“囚われ”や“既成の価値観”がどこにあるのかを指摘し、
女性セラピストとしての治療体験や、
著者自身の個人的体験に基づいて、読者にアドバイスしています。


また、心理療法において、
感情のコントロールに言及される場合、
“怒り・憎しみ・不安・恐怖”といった感情が指摘されますが、

“嫌悪”の感情をコントロールすることには、
通常あまり目を向けられないかもしれません。

本書には、以下のような言葉があります。


そもそも偏見とは自分の中にひそむ嫌いな部分を他人に投影して、
軽蔑することにほかならない。
本来の自分を取り戻すためには、自分自身の中にあるそんな部分を認め、
他人のいやな部分をいつくしむようになる必要がある。



“嫌悪”は、“怒り・憎しみ・不安・恐怖”という強い感情に比べて、
あまりコントロールしようという意識の働きにくい感情です。

しかし、嫌悪の感情を放置し、他人に対する嫌悪感をあまりにも持ちすぎることは、人間関係の幅を広げることにも、良好な人間関係を築くことに対しても、阻害要因になってしまうものだと思われます。


幅広く良好な人間関係を築くためには、自分自身に対する嫌悪感に気づき、それを認め、また他人に対しては、なるべく良いところを見つけるようにし、悪い部分に対しても、本書の言う“いつくしみ”のような感情に昇華していく必要があると言えるのかもしれません。


『自分が思うほどあなたはダメじゃない』は、
取り越し苦労、失敗体験を思い出しがちな人、
また、良好な人間関係を築きた人にオススメの一冊です。



| 心理学・自己啓発の名言・格言 | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

『感情力 -自分をコントロールできる人できない人』

■心理学の名言・格言 『感情力』



感情には長短がある。人は感情に突き動かされて、失敗することがある。
だが、その反対に自分や相手の感情に注意深くなることによって、
失敗を防ぐこともできるのである。



人は怒りの感情にとらわれると、
相手が故意にやっていると実際以上に思い込む傾向がある。


「怒り」とつきあう時にあまりしてはいけないことから話を始めよう。
それは心臓によくないやり方、
つまり、「怒りを爆発させる」ことと、「怒りを抑える」ことである。


私たちは「羨望」という感情をなかなか認めることができず、
「正義感」の衣をかぶせてしまうことがよくある。


「喜び」は重要な感情である。
しかし、こう言ってよければ、悲しいほど軽く扱われている。


嬉し涙が出てくる時にはひとつのパターンがあることがわかる。
それは現在の喜びに過去の苦しみや悲しみが混ざっているということだ。


「悲しみ」は人の注意を惹き、同情を引き起こす。
…しかし、現実的に考えると、「悲しみを見せる」ことには二つのリスクがある。
度が過ぎると、まわりの人をうんざりさせ、また弱い人間だと見なされるということである。
したがって、悲しみを表現する時には度を過ごさないよう注意が必要である。




感情力―自分をコントロールできる人できない人】より

感情力―自分をコントロールできる人できない人
感情力―自分をコントロールできる人できない人
フランソワ ルロール, クリストフ アンドレ, Francois Lelord, Christophe Andr´e, 高野 優




■補足
『感情力』は、
「怒り」「羨望」「喜び」「悲しみ」
「羞恥」「嫉妬」「恐怖」「恋愛」
などの感情のメカニズムを、多様な心理学者の立場を踏まえつつ解説し、感情との上手なつきあい方について語られている一冊です。

本書では、一つ一つの感情について詳しく書かれていますが、全ての感情について解説するとあまりに多くなってしまいますので、興味を惹かれたところだけ、少し書いてみます。


○「感情に身を任せるのも、感情を抑えむのもいけない」

よく言われることですが、本書では、感情のおもむくままに生きることは、感情のコントロールがどんどん難しくなっていく原因になると指摘されています。感情と上手につきあうためには、感情を抑えるでも発散させるでもない方法を学ばなくてはいけません。

本書に以下のように書かれています。


嫌な感情を静めようと思ったら、その感情をことさら発散させようとしないほうがいい。それはむしろ逆効果である。要するに、感情に身を任せてはいけないのだ。
しかしそのいっぽうで、感情というのは抑えこんでもためこんでもいけない。



怒り・悲しみといったネガティブ感情は、それを表明することによって増幅し、習慣化する傾向があるそうです。

悲しいときに涙を流して癒されるのは、あくまで他人の共感が得られた場合のようで、自分だけで涙を流して悲しみにくれた場合や、他人の共感が得られなかった場合は、逆に悲しみは増幅し、悲しみが常態化してしまう可能性が高いということです。

また、人は怒りの感情を表明すると、些細なことでもイライラしやすくなる傾向があり、怒りを表明することで、
さらに怒りっぽい習慣を身につけてしまうと指摘されています。

また、
不満を持つ人や怒る人は自分が正しいと思い込む傾向がある
という考え方もありますので、
あまり主観的な立場からのみではなく、
状況を客観的に見る、
あるいは相手の立場で見ることも大切かと思います。


マイナス感情を生み出す三つの根源のうちの一つは、「正当化」です。自分が怒ったり腹を立てたりする正当な理由があると思い込んでいる人は、マイナス感情にとらわれます。
ブライアン・トレーシー「ゴール」より



なにより、「感情に身を任せない」ということが大切だということでしょう。



○「感情の反響効果」

また本書では、「感情の反響効果」というものが説明されています。

「感情の反響効果」とは、いくつかの感情が互いに反響しあうことでより複雑になり、非常に強い感情になったり、長く引きずってしまうというもの。


どうしてほかの感情が結びついていると、悲しみは癒されにくいのか?それは一種の「反響効果」のようにそれぞれの感情がほかの感情を刺激して、活性化してしまうからである。


悲しみの感情は、「不安」と結びついたり、「怒り」と結びついたりして、長く癒されにくいものになると指摘されています。したがって、悲しみが長引いている場合は、複数の感情を解いていくように自分や他人と向き合っていくといいかもしれません。


また、「恥と怒りのスパイラル」というものがあります。
本書では、感情の反響効果によって、恥と怒りとがお互いに刺激しあい、復讐心は強い感情になる指摘されています。


屈辱を受けた人間は怒りを増幅させ、激しい攻撃でその恨みを晴らそうとする


悲劇的な事件の背景には、復讐心にある場合が多いと思われますが、相手を追い込むまでの恥を与えることほど復讐心を呼び起こすものはありません。
「窮鼠猫を噛む」という言葉がありますが、立場的に人を追むことは、その人に攻撃心を持たせてしまう可能性があります。

また、恥という感情は、劣等感を刺激して非常に長引くものでありますので、復讐は相当時間が立っても行われる可能性があります。

人の恨みを買わないためには、他人も恥を与える行為は慎むほうがいいでしょう。


また、逆の立場から言えば、恨みを晴らすという行為には、必ず後悔がついてくるものだと思います。

もし誰かに対する恨み心を引きずっているのなら、恨み心の原因となった、恥の感情の背後にある劣等感を克服することで、感情の反響効果をストップさせることができるかもしれません。


「感情の反響効果」は、同じく嫉妬心でも起こります。
嫉妬心は、主に「怒り・不安・悲しみ・羞恥」の感情がミックスしていると言われています。

たとえば、自己評価の低い人は、劣等感と不安とが結びつきやすく、嫉妬の感情が表れやすくなります。

本書では、嫉妬心は隠れやすく、表現しにくい感情であるため、まず嫉妬を抱いていることを認めることが大切だと解説しています。


大切なことは、「嫉妬」を抱かないことではない。「嫉妬」を認めたうえでコントロールすることなのである。



○「感情力の定義」

最後に本書での感情力の定義を引用しておきます。


・怒りでも悲しみでも嫉妬でも喜びでも、
 自分がどんな感情を抱いているかに気づき、
 またそのことを率直に認める能力。

・人間関係を壊すのではなく、
 コミュニケーションがうまくいく形で感情を表現する能力

・感情に突き動かされたり、
 反対に激しい感情のせいで何もできなくなったりするのではなく、
 感情をうまく利用して適切に行動する能力

・相手の感情を理解し、適切に反応する能力



簡単にまとめると、
「自他の感情を理解し、適切に対応できる能力」
ということになるかと思います。


一つ一つの感情について書かれた本は沢山ありますが、
『感情力』は、感情全般について書かれていて、よくまとまっている一冊だと思います。
自分や他人の感情を理解し、ビジネスにも家庭にも活かせる“感情力”を磨きたい人にオススメの一冊です。

| 心理学・自己啓発の名言・格言 | 03:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

ウェイン・W・ダイアー 『自分のための人生』

■自己啓発書の中の名言・格言 『自分のための人生』



人間である以上問題の一つや二つあって当たり前と受け止め、
問題の有無を幸福の基準としない人こそ、
われわれが知るかぎり最も知的な人々である。



感情は物事の一つの反応として自ら選び取るものである。
…自分がこう感じたいと思うがままに感じられるようになれば、
やがてそれは「知性」へと続く道に出たことになる。


これまでの人生を振り返ってみるとわかることだが、
私たちは自分がやってしまった事柄については、ほとんど後悔の念を感じない。
辛い気持ちになるのは、たいてい自分がやらなかったことのせいである。


自分が満足しようとしてはじめて、相手にも満足を与えることができる。
自分が楽しくなければ、普通、相手もがっかりするものだ。


何という皮肉!一番他人の賛同を得そうな人は、
決して賛同を求めず、望まず、そんなことに心を奪われたりしない人なのである。


愛情というのは、
条件を課すことなく相手によって否応なしの状態を強いられることなく、
自由な状態でいることを許すような結びつきである。


自分が避けているものが何であれ、それに取り組むことだ。
不安に対する最善の対抗手段は行動なのである。


彼らは人を笑うのではなく、人とともに笑うのだ。
人生を笑うのではなく、あらゆるものを笑いの種として見るのだ。





自分のための人生】より

自分のための人生
自分のための人生
ウエイン・W.ダイアー, 渡部 昇一




■補足
Wayne W.Dyer(1940-)
ウェイン・W・ダイアーは、心理学者。
マズローの「自己実現」の心理学を発展させた、
「新個人主義」の心理学の旗手です。

『自分のための人生』は、
心理学者であるアルバート・エリスの影響を強く感じる一冊。
本書の以下の言葉などは、エリスの“論理療法”の考え方とほとんど同じです。


自分自身の思考をコントロールでき、
さらにその思考から感情が生まれるとすれば、
感情に先立つ思考に働きかけることによって感情をコントロールできるはずである。


誰かに許してもらわないうちは、気分が落ち着かないというのなら、
自分の感情をその人たちに支配されているわけである。


確かに怒りは抑えるよりも発散させてしまったほうが健康的である。
しかし、健康的というなら怒りなど全然抱かないほうがもっと健康的である。
そもそもはじめから腹を立てなければ、怒りを爆発させるべきか、
あるいは抑えるべきか、などといって悩むこともないわけである。




このサイトで論理療法は以前にも紹介していますが、
簡単に説明しておきます。

論理療法とは、
「人を悩ませているのは出来事ではなくて、それについての思惑なのだ。」
と語った、ストア哲学者エピクテトスの考え方を心理学へ応用したもので、

・感情の前には思考がある。
・思考をコントロールすることで、感情をコントロールすることが出来る。


という前提で物事を捉え直す、とてもシンプルな考え方です。
思考のコントロールにおいて、
因習や過去の教育で作ってしまった、「〜べき」「〜はず」という非論理的思考、
“イラショナル・ビリーフ”を論破するということが、
論理療法の核になります。

つまり倫理的ではあっても、非論理的な思考「〜べき」「〜はず」という考え方を、
「〜が望ましい」「〜にすぎない」に変えることで、
怒りや不満などの感情のコントロールをしようというものです。

自己啓発物の書籍には、大抵どこかに同様の内容が出てきますので、
覚えておいて損はない考え方です。


ダイアーの考え方では、
幸福の中心点を、感情をコントロールする力、
“平静心”に置かれています。
心を他人に合わせなくていいとする個人主義的な考え方は、
一歩間違えると利己的に見えなくもないですが、
“他人や環境に求めない”という意味で、
“愛を奪う立場からの脱却”になっていると言えるでしょう。

『自分のための人生』は、
他人や環境に心を揺り動かされがちになっている人、
心が“粘着質”になっている人にオススメの一冊です。





| 心理学・自己啓発の名言・格言 | 01:40 | comments(0) | trackbacks(2) | - | - |

東山 紘久 『プロカウンセラーのコミュニケーション術』

■心理学者の名言・格言 『プロカウンセラーのコミュニケーション術』



自分の判断をもつことは大切ですが、
もっと大切なのは、相手の判断基準を知ることです。



「われわれ」とか「みんな」は、
それを言っている本人の言葉である


老化は現象としては、未発達と似ています。
だから、もしあなたが若いのに他人の欠点をあげつらう性質があるのなら、
あなたは若くても老化しているか、逆に子どもっぽいということになります。


「人のこと」を考えて行動することは大切です。
人の心を理解することも大切です。
この場合に心すべき重要なことは、それが「人のこと」である点です。


似た者同士はわかりやすく、異なる者同士は魅力がある。


自分の内側で、外側で、あるいは内側と外側とで、
メッセージが分かれるときには、二つのメッセージを対話させてください。
対話は問題解決の重要な方法ですから。


大切なのは、自分の思いを身体の思いと誤解しないことです。
疲れていると感じているのは自分であって、身体ではないかもしれません。


ひとつを選択しますと、あとのひとつは残ります。影にまわります。
残ったものとの心の調和を図るためには、暗黙の調和が必要です。
暗黙の調和をもたらすものが、暗黙の知恵です。
暗黙の知恵を得るのが「対話」なのです。





プロカウンセラーのコミュニケーション術】より

プロカウンセラーのコミュニケーション術
プロカウンセラーのコミュニケーション術
東山 紘久




■補足
『プロカウンセラーのコミュニケーション術』は、
東山紘久氏によるプロカウンセラーシリーズの一冊。
他著に
『プロカウンセラーの聞く技術』
『プロカウンセラーの夢分析―心の声を聞く技術』
等があります。

前著である『プロカウンセラーの聞く技術』は、
コミュニケーションを円滑にするための“聞く(傾聴する)”技法や考え方が語られていました。
今回の『プロカウンセラーのコミュニケーション術』の内容は、“聞く”だけではなく、
対人関係を円滑にするための“対話”が中心に構成されています。

コミュニケーションの難しい人など、様々な人と対話をしなければならない
プロのカウンセラーのコミュニケーション術を学ぶことができます。

人間関係を円熟にしたい人にオススメの一冊です。



■サイト内関連記事
東山 紘久『プロカウンセラーの聞く技術』
| 心理学・自己啓発の名言・格言 | 00:44 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |

『怒りをコントロールできる人、できない人』

■心理学の名言・格言 『怒りをコントロールできる人、できない人』


行動の習慣を変えたいなら、思考の習慣も変えたほうがよい。



愛から愛が生まれるように、激怒からは報復の心が生じる。


多くの人と同じくあなたも怒りは嫌いな人々に向けるものだと信じているだろう。
ところがそれは間違っているのだ。
私たちは、よく知っている人に対して怒るほうが多いのである。


敵意と暴力はしばしば勇気が欠けているから生じる。


怒りや暴力が単に不満が原因で起きることはまれで、
低い欲求不満耐性のために起きる。


個人の成長は、欲求不満を避けることからではなく、
それと直面し、それについて愚痴をこぼすのをあきらめることから生まれる。


ヒトラーを憎むとき、あなたはヒトラーのようになる。
他人の特徴のどこかを嫌うために、他人をすべて非難する人に変わるだろう。


全てを許し、何も忘れるな。





怒りをコントロールできる人、できない人】より

怒りをコントロールできる人、できない人―理性感情行動療法(REBT)による怒りの解決法
怒りをコントロールできる人、できない人
理性感情行動療法(REBT)による怒りの解決法

アルバート エリス, レイモンド・C. タフレイト, Albert Ellis, Raymond Chip Tafrate, 野口 京子




■補足
『怒りをコントロールできる人、できない人』では、
「何故Aは〜しないのか?」
という思いの裏には、
理性的な思考と非理性的な思考が存在していると説明しています。

著者のエリスによれば、
理性的な思考とは通常、
「〜が好ましい」であり、
非理性的な思考とは、
「〜であるべきだ。でなければればならない」
というもの。

「〜であるべきだ。でなければならない」という思考は、
建設的なものではなく、
破壊的な感情である怒りや行動につながりやすいと指摘されています。

そして、感情を不健康な“怒り”ではなく、
“健康的な不快感”に変えていく技術、
理性感情行動療法(REBT)について解説されています。
このREBT(Rational Emotive Behavior Therapy)は理性感情行動療法と訳されていますが、日本では、古くからは“論理療法”と知られています。
(本書の著者であり論理療法の創始者であるエリスがRTから、RET、REBTと用語を進化させたため用語の不統一が起きています)

論理療法の基本的な考えを簡単に説明すると、

・感情の前に必ず思考が存在する
・思考を変えることによって、感情をコントロールすることができる


というもので、
具体的には、ABCD理論という理論で、
心と行動のコントロールプロセスが説明されます。

ABCD理論とは、
A:出来事(Activating events)と、C:感情の結論(Consequences)の間には、
必ず、B:ビリーフ(Beliefs/信念・思考)が存在する
そのビリーフには理性的ビリーフと非理性的ビリーフがあり、
非理性的ビリーフを理性的にD:論破(Dispute)することによって、
感情と行動をコントロールすることができるというものです。

この論理療法は、カウンセリングで受けることもできますが、
誰にも依存しないで出来る療法で、自己療法に適した理論と言われています。


また、エリスは不快な出来事に出会ったときに人間がとる行動を、
以下の三つに分けて説明しています。


消極的行動: 
何かを欲しいと思っていて、正直にその要求を表現しない、またはそれを手に入れるために実際に努力をしない。間接的、消極的、またいくらか不正直な手段に訴える。自分が本当に欲しいものと欲しくないものを自分で認めないことが多い。不必要に自分自身を抑制し、基本的欲求でさえ否定することもある。心配したり、傷ついたり、怒ったりする傾向にある。

主張的行動: 
何かを欲しいと思っていて、それを正直に認識し、ほとんどの場合それを手に入れようとする。自分が欲しいことを十分他人に明かさないままでそれを手に入れようとすることはあるが、他人に対して率直に行動する傾向がある。自己の利益を考え、自己の力を強めたいと感じている。他人の価値や目標を尊敬するが、彼らのよりも自分自身を優先する。活発で表現豊かに行動する。

攻撃的行動: 
自分の目標に妨げる他人に対して怒りを感じていて、自分が欲しいものを手に入れるのではなく、彼らの目標を妨げようとする。だが、彼らは反対すべきではない、反対すべきではないと、強く信じている。不適切な方法ではあるが、感情を正直に出す。他人からは本当に望むことを妨げられる。自分自身を十分に表現し、しばしばそれをやり過ぎる。正義を感じ、他人より優れていると感じ、他人を非難しがちである。また、自分の敵意について罪の意識も感じることがある。



上記の「消極的行動」、「主張的行動」、「攻撃的行動」の中で好ましいものは「主張的行動」のみになりますが、
エリスは、主張しないことが、往々にして怒りの原因になっていると指摘しています。


怒りは恥の感情から出てくることが多いように、
「主張しないこと」の根深いところからも生じるのである。

敵意と暴力はしばしば勇気が欠けているから生じる。



様々な人間関係の中で、

怒りやストレスを 溜めて溜めて〜    ボン!

というような感じで、
消極的行動から、極端に攻撃的行動に移り変わることもあるかもしれません。

エリスは、
怒りの感情が、本人にとって身近な人に向けられがちであるとし、
怒りの感情の表出は、
大事な人間関係を破壊してしまう危険性のあるものだと語っています。

怒りを自分の内に溜めてしまうでもなく、
攻撃的な言葉や行動に出るのでもなく、
感情を“健康的な失望感や不快感”にし、
思いやりのある主張的行動をとるようにと勧めています。

論理療法(ABCD理論)は、
理性的になることによって自分も他人も傷つけないですむ、
優れた“心と行動のコントロール理論”になっています。


ちなみにですが、あまりに倫理的で、
“人はどんなときでも絶対に怒るべきではない”という考えを持っているなら、
エリスの理論では非理性的ビリーフと見なされるものになります。

「怒る人に怒る」

というのはよく見る現象ですが、
怒りを向けられて怒りを返さずに不満を溜め込む人と、
怒りを向け合って不平の言い合いになる場合とがあると思います。

不平の言い合いで問題が解決する場合があるかも知れませんが、
人間関係に深い傷跡を残す可能性があります。
また、“人はどんなときでも絶対に怒るべきではない”
というビリーフが過ぎたものになってしまうと、

「怒るなんて……むかむか」

という具合に、自分に対して怒りを向けられたとき、
逆に自分の中に不平や怒りを溜め込む原因になります。

したがって、
“人はどんなときでも絶対に怒るべきではない”
というビリーフを
“怒ることもあるだろうが、怒りを起こさないようにすることがより好ましい”
というビリーフに変え、
自他ともに平静心を保てるよう、穏やかに対話できる方向に向けていくことが望まれる方法になります。

以上が、エリスの言うところの理性的“心のコントロール理論”の簡単な説明です。

『怒りをコントロールできる人、できない人』は、
怒りっぽい人、また、怒りや不満を内に溜めがちな人にオススメの一冊です。
| 心理学・自己啓発の名言・格言 | 00:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

ロバート・H. シュラー 『信念』

■自己啓発書の中の名言・格言 シュラー『信念』


立派なことを成し遂げようと決意を固めた以上、もう完敗はあり得ない。
少なくとも、すでに臆病な心に打ち勝ったのであるから。



愚かな者でも一個のリンゴの中の種を数えることはできる。
しかし、一粒の種の中のリンゴの数を数えることはできない。


行為という種をまけ、そうすれば習慣を刈りとることができる。
習慣という種をまけ、そうすれば人格を刈りとることができる。
人格という種をまけ、そうすれば運命を刈りとることができる。


信念を持つことは花の香りをかぐのと同じである。
信念の庭に咲いている誠実、希望、愛の甘美な香気を楽しむ、それが信念である。


容易に達成できる目標を成就しようというのであれば、
信念の力を借りるまでもない。
あなたが取り組んでいるいろいろなもくろみが
人間の力では不可能なときに、信念の力が必要になる。


信じがたいことではあるが、世間には、失敗よりも成功を恐れる人々がいる。
それは、成功がライフ・スタイルにどんな影響を及ぼすかが不安に思えるからである。


積極思考だからといって、なにも危ない冒険に無鉄砲に飛びつけというのではない。
成功できるかどうか、不確実なことは承知の上で冒険に立ち向かうことなのである。





シュラー【信念】より

信念
信念
ロバート・H. シュラー, 謝 世輝




■補足
Robrt Schuller(1927- )
ロバート・シュラーはアメリカの牧師。
ニューソート(新しい人生の考え方)の第一人者。
本拠の『クリスタル・カテドラル』は建築物としても有名です。

『信念』では、
人生の困難を乗り越えるとき、
また、夢の実現を願い、
人生を希望を持って生きるための“信念の力”について語られた一冊です。

シュラーの著作は、どれでも、
“できると考える”積極思考の大切さについて、
様々な語り口で説明されています。


ちなみに、積極思考について、

心の中に“希望”という種を蒔いて、
“努力”という水をやり、
“成功”を刈り取る


というような説明がよくされているように思いますが、
『信念』では、信念の本質を象徴するような、
面白い会話が載っていましたので以下に引用します。


ある友人がこんな話を聞かせてくれた。
「私、浜辺に家を持っているんですけど、砂に水をまくのが好きなのよ」
彼女は笑いながら話つづける。
「砂地に水をまくなんておかしいでしょ。でも、それでくつろぐんです」
急に、彼女の顔が明るく輝いた。
「ところが、とても信じていただけないでしょうけどね、草が生えてきたんです。
ほんと、水をまいた家の前の砂地が芝生になったんですよ。
きっと砂地の中に小さな種子が混ざっていたのね」





『信念』を読むと、
ネガティブな考えを払拭することできます。
夢や希望という言葉が好きな人にはもちろんオススメですが、
多少おつかれモードにある人や、内省的になりがちな人にとっても、
オススメの一冊です。



| 心理学・自己啓発の名言・格言 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

オリソン・S・マーデン『富をもたらす習慣 失う習慣』

■自己啓発書の中の名言・格言 『富をもたらす習慣 失う習慣』


視点を変えてみるのだ。
希望の象徴である太陽に顔を向けてみよう。
そうすると暗い影はみんなあなたの後ろに回るはずだ。



成功して富を得たいなら、成功について思考し、行動し、語ること。
そして富について思考し、行動し、語るべきだ。


節約とは、もてる金を最も賢く消費することである。


ひとつ確かにいえることは、目に見えない世界に何をまこうと、
目に見える世界でそれを刈り取らなければならないということだ。


心は期待せよと教えられたものを創造する。
その何よりの証拠に、努力しても必ずしも目標を実現できるわけではない。
むしろ「期待」するから実現するのだ。


船はきちんと目的地に着かなければならない。
そこなら積み荷も役に立ち、喜んでもらえる。
だから晴れの日も嵐の日も、ひたすら目的の港を目指さなければいけない。


ひとつのことしか考えられない奴といわれるのを恐れてはならない。
世界を動かした偉人たちは、そういう人たちだったのである。





富をもたらす習慣 失う習慣】より

富をもたらす習慣 失う習慣
富をもたらす習慣 失う習慣
オリソン・マーデン, 田辺 希久子




■補足
Orison Swett Marden (1850-1924)
オリソン・S・マーデンは、
雑誌『サクセス』の創刊者。
サミュエル・スマイルズやエマソン、
ベンジャミン・フランクリンなどの影響を受けながら、
「成功した人間」の研究を重ね、
アメリカ成功哲学の基礎を創りました。
雑誌『サクセス』は、
歴代の編集長にナポレオン・ヒルやオグ・マンディーノなど、
成功哲学・自己啓発作家として活躍する人材を輩出しています。


『富をもたらす習慣 失う習慣』は、
オリソン・S・マーデンの複数の著書を、
現代人に読みやすいように編集された復刻版。

思考は現実を引き寄せるとし、
磁石のように富を引き寄せるためには、
あらゆる“貧乏思考”から脱却し、
“金持ち思考”に切り替えることが必要であるとしています。

また、富を得、成功していくための、
「富をもたらす習慣」について語られています。

成功するための良い習慣を身に付けていきたい人、
心を“豊かさ”で満たしたい人にオススメの一冊です。


| 心理学・自己啓発の名言・格言 | 00:50 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |

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